食糧原料分野

[写真]

食料資源の分野においては、北米・アジア・豪州・南米等の供給拠点を活用し、日本及びアジア諸国に向けてさまざまな食料原料をトレードしています。

新興国を中心とした人口増の影響により世界的な食料需給の逼迫が懸念される一方で、食品の安全性に対する消費者のニーズが益々高まっております。量と質(安全性)の両面から産地拠点確保の重要性が増している中、伊藤忠は米国における穀物集荷会社の経営、中米におけるコーヒー精製・輸出会社への資本参加、カナダでの養豚・豚肉製造販売事業、ドールのアジア・青果物事業及びグローバル・加工食品事業など、安定的かつ継続的な原料供給の拠点を構築するため、産地での取り組みを進めております。一方、国内の食品加工事業のノウハウを成長するアジア諸国への展開に活かすことにも積極的に通り組んでおります。今後も引き続き、食料資源の確固たる供給体制を築いていくことで、社会に貢献したいと考えております。