伊藤忠商事株式会社

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頂新グループとの事業パートナーシップ強化

「13億の個人消費」を掴むための布石

[写真] 調印式の模様

世界同時不況の中、総人口13億の旺盛な個人消費を牽引役に2009年も8%前後の高成長が見込まれる中国市場。
近年高まりを見せる高級化志向や「食の安全」への関心は、食料分野に強みを有する伊藤忠商事に大きな商機をもたらしています。

当社は食料分野で推進するグローバルSIS戦略(※)の中心に中国市場を据え、国内企業及び現地の有力パートナーとの密接な連携のもと、食品安全管理やトレーサビリティといった日本が優位性を持つノウハウを活かした市場開拓を推進しています。2008年11月に実施した頂新(ケイマン)ホールディング(以下、「頂新」)への出資及び事業パートナーシップの構築は、その戦略推進上、大きな意義を持つ取り組みです。

頂新は、康師傅他を傘下に有する中国及び台湾食品・流通最大手である頂新グループの持株会社です。約689億円の出資(出資比率20%)による今回の事業パートナーシップ強化のねらいは、富裕層、中間層が厚みを増しつつある中国市場において、伊藤忠商事の高度な経営管理や、日本の優れた食品安全管理及び品質向上ノウハウで差別化を図り、頂新の企業価値を向上させていくことにあります。また当社は、頂新の事業基盤の活用により中国及び台湾の食品・流通市場における広範な事業展開も進めていく方針です。今後は、本件を足がかりにアジア・豪州を含めたグローバルSIS戦略へと展開していきます。

  • 消費者ニーズを起点として、川上(食糧資源開発・製造加工)、川中(中間流通)、川下(リーテイル販売)までを垂直統合し、生産・流通・販売の効率性を追求する戦略

中国の国内総生産 (GDP)の推移

[図]

康師傅の市場占有率(2007年)

即席めん
47.0%
茶飲料
51.9%
水飲料
15.4%
ビスケット
25.6%

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