「伊藤忠青山アートスクエア」をオープン

アートを通じた次世代育成、地域貢献の拠点

2012年9月26日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、社会貢献活動の一環として、アートを通じた「次世代育成」、「地域貢献」、「国内外の芸術や文化の振興」を目的としたギャラリースペース「伊藤忠青山アートスクエア」を10月26日に東京本社に隣接する商業施設シーアイプラザにオープンします。また、企画第一弾として、ねむの木学園創立45周年記念「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」を開催します。
アートを通じてより潤いのある社会を目指して、みずみずしい感性あふれる優れた作品や国際交流の懸け橋となるイベントなどを、さまざまな文化が息づく街、青山から発信していきます。

「伊藤忠青山アートスクエア」企画展概要

「伊藤忠青山アートスクエア」では、主に以下の4つテーマに沿った企画展を年5~6本開催する予定です。なお、2013年度には女流書家として活躍されている金澤翔子さんの企画展なども予定されています。

特別企画展 「障害者自立支援」や「環境保全」など社会的課題に対するメッセージ性の高いアーティストの作品展示
若手アーティスト支援 近隣ギャラリー等との協業による、若手アーティストの作品発表支援
地域イベントとの連携 地域イベントと連携した企画展
在日外国大使館との連携

在日外国大使館と連携し、当該国の芸術・文化の振興に貢献

施設概要

伊藤忠青山アートスクエアでは、来場者のコミュニケーションの場としてカフェを併設いたします。

 

名称

伊藤忠青山アートスクエア (英名 ITOCHU AOYAMA ART SQUARE)

所在地 東京都港区北青山2-3-1 シーアイプラザB1
施設面積 約200㎡
開設日 2012年10月26日
設備 喫茶併設
開館時間 各企画展の開催概要に準ずる
ホームページ http://www.itochu-artsquare.jp/[別ウインドウで開きます]
[news_120926_01.jpg] 伊藤忠青山アートスクエア 完成イメージ

企画第一弾 「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」

企画第一弾として、ねむの木学園45周年記念展「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」を、10月26日(金)から12月25日(火)まで開催します。

「ねむの木学園」(静岡県掛川市 宮城まり子園長)は1968年に日本初の肢体不自由児療護施設として発足。創立45周年となる今回の展示では、これまで国内のみならずパリやニューヨークなどで延べ500万人を魅了してきた、ねむの木学園のこどもたちの絵画・友禅などの作品を展示します。宮城まり子園長は長年にわたる児童福祉、教育向上の功績が認められ、ペスタロッチー教育賞、ヘレン・ケラー教育賞、ヴァルナ国際赤十字映画祭スペシャルグランプリ(映画:ねむの木の詩がきこえる)など数多くの賞を受賞し、2004年には東京都名誉都民としても顕彰されています。

~ねむの木学園と二代目伊藤忠兵衛~
伊藤忠商事の近代化の礎をつくった二代目伊藤忠兵衛は、新聞でねむの木学園の発足を知り「じっとしていられなくて」と、発足後まもなく寄付を携えて学園を訪れました。それがねむの木学園にとって初めての寄付となりました。45年の時を経て、二代目忠兵衛の気持ちを受け継ぎ、宮城まり子園長の「だめな子なんて一人もいない」という変わらぬ想いを本展示会を通じて発信していきます。

「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」開催概要

主催 学校法人 ねむの木学園
共催 伊藤忠商事株式会社
後援 文部科学省、厚生労働省(予定)、東京都、港区
ディレクター 宮城 まり子
会期

2012年10月26日~12月25日(会期中無休)

時間 午前11時~午後7時 (金曜日のみ~午後8時)
入場料 一般500円 大学生以下無料 (入場料は全額ねむの木学園に寄付されます)
[news_120926_02.jpg] ねむの木のこどもの絵

「雪だるまの赤ちゃんエーンエーン」

ほんめ としみつ