伊藤忠メディカルプラザ設立について

2013年3月6日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、2013年3月5日に公益財団法人神戸国際医療交流財団(所在地:神戸市中央区、代表者:松田暉、以下「財団」)との間で寄付金贈与に関する合意を致しました。伊藤忠商事はこの合意に基づいて、財団が神戸市において2014年夏の設立を予定している国際医療交流を目的とした施設(正式名称:伊藤忠メディカルプラザ、以下「本施設」)の建設資金の全額である5億円を財団に寄付します。

本施設は関西イノベーション国際戦略総合特区の一つである「神戸医療産業都市地区」に計画され、東南アジアを中心とした諸外国の医師や医療関係従事者の育成、国際医療交流、各種研究事業等が行われることとなります。本施設において日本の進んだ医療技術の発信を行うと共に外国人医療人材の育成に取り組む事により、途上国の医療技術の向上と日本の高齢化の課題解決に貢献する拠点となることが期待されます。

伊藤忠商事は本件を、積極的に取り組んでいるCSR事業の目標の一つである「次世代育成」の実現に大きく寄与するものとして位置付けており、今後も本件に関しては人的・運営面・情報面の支援を通じて継続的に関与していきます。

「公益財団法人 神戸国際医療交流財団」について

所在地

神戸市中央区港島中町6丁目1番地

代表者 松田暉
設立日 2009年1月15日
設立趣意 国際医療交流拠点の形成と発展のために、国内外の医療分野と連携を図り、国際相互理解の促進、人材育成、学術研究及び技術開発の振興に関する事業を実施

「関西イノベーション国際戦略総合特区」について

- 2011年12月に選定され、関西の官・民・学が協力して推進。
- 主なテーマ:医療機器、先端医療技術(再生医療等)、アジアの高齢化に対応する課題解決型ビジネス

伊藤忠メディカルプラザ完成予想図

[news_1303061.jpg]