伊藤忠商事株式会社

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ステークホルダーダイアログ 2009

テーマ:「経済危機の中にあっても推進すべきCSRとは何か」

実施概要

日時
2009年5月11日(月)
参加者
出席者(五十音順)
  • 河口 真理子 氏(大和総研経営戦略研究所経営戦略研究部長)
  • 末吉 竹二郎 氏(国際連合環境計画FI特別顧問)
  • デイヴィス スコット T. 氏(立教大学経営学部教授)
  • 原 剛 氏(早稲田大学特命教授 早稲田環境塾長 毎日新聞客員編集委員)
伊藤忠商事(役職は当時)
  • 小林 栄三(取締役社長)
  • 髙柳 浩二(常務取締役 経営企画担当役員)
  • 古田 貴信(常務取締役 開発担当役員)
  • 前田 一年(常務執行役員 CSR委員会委員長)

5月11日、4回目となるステークホルダーダイアログを開催しました。伊藤忠からは小林社長をはじめ4名の経営陣が出席し、お招きした有識者の方々と、今回の金融危機、実体経済危機が示唆するものは何か、その中において伊藤忠が推進すべきCSRとは何か、について活発な対話を行い、伊藤忠商事およびグループ会社の社員約100名がこれを聴講しました。

参加者の主な意見

[写真] 河口 真理子 氏

暴走した金融の破綻によって、金融および実体経済は大きく収縮し、市場原理主義のみでは社会は永続できないことが明らかとなった。長期的戦略思考を持っている企業にとっては、今は社会のトレンドを掴み、次のビジネスモデルを構築する最高のチャンス。消費者の求める豊かさも、物欲から満足、やりがいなどの精神的な充実に変わってきた。

[写真] 末吉 竹二郎 氏

今回の危機は、環境問題をより深刻に考え、不況回復後の社会における企業のあり方を考える機会を作った。消費のためのモノを作るばかりがビジネスではない。価値を創造し、それがビジネスになる機会が来る。

[写真] デイヴィス スコット T. 氏

危機を経て社会は大きく変わる。企業は、短期的利益を追うのみでなく、なぜこのビジネスを行うのかという理念(Principle)を持った経営姿勢を示すことが大切。

[写真] 原 剛 氏

地球環境の危機状況はまぎれもない。今回の経済危機は、環境に関するイノベーションを行う企業にとって追い風である。イノベーションはまた、社会制度の変化にも影響を与え、企業のアイデンティティ構築、社員のモチベーション向上をもたらすだろう。

対話を終えて

[写真] 常務執行役員 CSR委員会委員長(当時) 前田 一年

本年度は、「経済危機の中にあっても推進すべきCSRとは何か」という難しいテーマで、この経済危機下における企業の役割は何か、そして伊藤忠商事が果たすべき役割は何か、について、有識者の方々から多岐に渡る貴重なご意見をいただきました。
この厳しい経済環境においてこそCSRの本気度が試されている、また、この経済危機の中で世の中の価値基準の変化を鋭くつかみ、これをチャンスととらえる企業が生き残るというご指摘は、大変示唆に富んだものでした。
今回いただいたご意見を踏まえ、本業を通じて自らの役割を果たしていくことでサステナブルな社会の構築に貢献する、そして社員一人ひとりがやり甲斐を感じられる、そのような企業活動を行っていきたいと思います。

「ステークホルダーダイアログ」の詳しい内容をご覧になりたい方は「伊藤忠商事 CSR Report 2009」をご覧ください。

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