たかたのゆめとは?

たかたのゆめとは、JT(日本たばこ産業)が保有していた「いわた13号」を、岩手県陸前高田市の復興支援として、権利も含めて同市に寄贈した新種米です。全国公募169点の中からブランド名を選び、「被災地からみんなで夢を追いかけ、夢を乗せ、期待を乗せた」名前である「たかたのゆめ」という名前が決定しました。陸前高田市でしか作付けされない予定のオリジナルブランド米であり、津波で甚大な被害にあった農業の復興のシンボルとして、地域ブランド米としての確率を目指しています。
2013年より12戸の農業で作付けし、今年約50トン収穫を見込んでいます。

系譜と特徴

「あきたこまち」「ひとめぼれ」と同等の食味をもつ「いわた3号」から、耐倒伏性を強くする、穂いもち病に強くするなどの性質を導入することを目指して、たかたのゆめ(いわた13号)は開発されました。

「たかたのゆめ」の特徴は、『食味のよさ』と『低農薬で栽培可能』であることです。見た目はつやつや、味はすっきりとしていて印象的な甘みを持ち、食感は粘り気がありもっちりとしています。また、耐倒伏性の強さ、穂いもち病への耐性の強さにより、低農薬での栽培が可能となっています。

伊藤忠×たかたのゆめプロジェクトとは

陸前高田市は、2011年より伊藤忠グループのボランティア活動としてほぼ毎月社員が訪れている地域です。
2013年3月には、「伊藤忠子どもの夢ファンド」を通じて市内中学校の部活動や市内全ての少年野球チームの遠征に関して支援を行う等、継続的に支援を行っています。その地域で生まれた新しいお米ブランド「たかたのゆめ」。
伊藤忠グル―プの持っているプラットフォームやノウハウを活用し、この「たかたのゆめ」が成功するよう生産から販売までを支援することで、本業を通じた被災地支援を実現していきます。