ここから本文です
ニュースリリース 2004年
「MBP®」ライセンスビジネス海外展開合弁会社設立に関するお知らせ
2004年2月3日
伊藤忠商事株式会社と雪印乳業株式会社(東京都新宿区、社長 高野瀬忠明)は、新規機能性素材ならびに加工技術の販売及び使用許諾を行うライセンスビジネスを海外で展開するにあたり、本年4月に共同出資による合弁会社を設立する事で基本合意いたしました。
伊藤忠商事株式会社は、「乳」に関する日本の優れた技術を自社の持つ海外ネットワーク、特に米国立研究所など研究機関との先端技術分野での提携を活用し、海外で展開する事の検討を進めてまいりました。
一方、雪印乳業株式会社は、「乳」由来の素材・成分(MBP・鉄ラクトフェリン等)や、それら特定成分の分離・抽出や乳・乳製品等の加工に関わる技術を有し、既に日本においてMBPのライセンスビジネス(他企業に対し、MBPの実施許諾を行い、その企業がMBP入り食品等を製造・販売するビジネス)を行っており、同様のビジネスモデルの海外展開を進めてまいりました。今回この両社の考えが一致し、新会社の設立に至った次第です。
骨は日々代謝を繰り返しており、破骨細胞の働きにより骨を壊し、骨芽細胞の働きにより骨を作っております。MBPは、この骨芽細胞と破骨細胞の両方に働きかけ骨密度を高める機能性素材で、骨の代謝を司る細胞の両方に作用することが大きな特徴です。
世界における栄養・機能性食品市場は、約20兆円規模と言われ、現在も2桁成長が続いており、今後もこの成長が続くものと考えられております。また、生活習慣病の1つである骨粗しょう症は、日本のみならず、欧米でも問題視されており、これらを背景に、MBPに対するニーズは確実にあるものと考えています。
新会社は、設立当初は欧米市場において、現地企業に対しMBPの使用許諾を行うライセンスビジネスを行い、そのために必要な、販売活動、ノウハウ・技術の提供を実施いたします。近い将来には、欧米市場でのMBP入り商品の小売ベース売上高800億円の実現を目指しております。
- ※ MBP…牛乳や母乳に含まれる乳塩基性タンパク質であり、雪印乳業(株)が独自の技術で分離・精製し開発した素材。骨を造る細胞(骨芽(こつが)細胞)の働きを活性化し、骨を壊す細胞(破骨(はこつ)細胞)の働きをほどよく調整する作用を持つ。雪印乳業(株)は欧米・オセアニアの主要国でMBPに関する特許を持つ。
1. 合弁会社の概要
会社名 |
未定 |
|---|---|
代表者 |
|
本社所在地 |
東京都港区北青山2-5-1 伊藤忠商事株式会社本社内 |
設立年月日 |
平成16年4月1日(予定) |
事業の内容 |
海外市場におけるMBP等に係わる特許・技術の使用許諾及び原料の販売 |
資本金 |
10百万円 |
出資比率 |
50%:50% |
発行株式数 |
200株 |
以上