伊藤忠商事株式会社

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ニュースリリース 2004年

バクー・トビリシ・ジェイハン(Baku-Tbilisi-Ceyhan;“BTC”)
パイプライン・プロジェクトに対する融資契約調印について

2004年2月3日

伊藤忠商事株式会社の子会社である伊藤忠石油開発(株)(代表取締役社長:山﨑 昌男;以下「伊藤忠石開」)が株主として参加しているBaku-Tbilisi-Ceyhan Pipeline Company(以下「BTC Co.」;事業実施主体)は、国際銀行団との間で、総額26億米ドルにのぼるプロジェクト・ファイナンス契約に調印致しました。本契約には、IFC(国際金融公社)、EBRD(欧州復興開発銀行)の他、日・英・米・他の各国公的金融機関並びに民間金融機関15機関が国際協調融資を行う大規模且つエポックメーキングな融資案件です。特に日本の金融機関(国際協力銀行、日本貿易保険並びにみずほコーポレート銀行)が案件成立に大きく貢献致しました。

BTCプロジェクトは、日・英・米・仏・伊・ノルウェー・トルコ・アゼルバイジャンの8か国が設立したBTC Co.が事業実施主体となり、アゼルバイジャンを中心としたカスピ海沿岸国より産出される原油を、バクー(アゼルバイジャン)を起点とし、トビリシ(グルジア)経由、トルコの地中海沿岸都市ジェイハンまで輸送するための、総延長約1,750kmの原油パイプラインを建設するもの。総プロジェクト・コストは約36億米ドル、コーカサス地域及びトルコにおける外国資本による最大規模の事業です。

カスピ海地域は、アゼルバイジャン領沖合に位置するアゼリ・チラグ・グナシリ油田(ACG油田;生産中)を中心に、大規模な石油埋蔵量を擁するが、BTCパイプラインの完成により、輸送手段がネックとなっていた同地域での石油開発がより一層促進されることが期待されます。

伊藤忠石開は、BTCプロジェクトの3.4%並びにACG油田権益の3.9%を保有しており、事業を通じてパイプライン通過国のみならず、周辺各国の税収増等を通じた経済の発展に積極的に貢献して行きます。このためBTCプロジェクトは、通過国のアゼルバイジャン、グルジア並びにトルコ各国政府より全面的な支援を得ており、契約調印式にもアゼルバイジャン大統領他、パイプライン通過国政府関係者が出席しました。日本では他に国際石油開発(株)が両事業に参加しております。

以上

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