伊藤忠商事株式会社

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ニュースリリース 2004年

伊藤忠商事と住友商事が豪州クィーンズランド州のRolleston炭鉱開発を開始

2004年2月25日

伊藤忠商事株式会社と住友商事株式会社(社長:岡 素之)は、豪州クイーンズランド州のRolleston炭鉱(以下、Rolleston)の開発を開始致します。

この鉱区は、2003年11月に、Rollestonを含む豪州クィーンズランド州の石炭資産の権益をXstrata社より約426億円で買収したもので、伊藤忠商事と住友商事は共に12.5%の権益を保有しております。同鉱区の買収の際には計画段階でしたが、Xstrataが買収以降独自にF/Sを実施した結果として、プロジェクトの経済性が再確認された為、今回の開発開始の決定に至りました。

伊藤忠商事と住友商事は、本鉱区から産出される石炭の日本向けExlusive Agent権を取得済みで、日本のお客様向けの販売を独占的に担当致します。Rollestonは低灰分という品質、採掘条件より豪州でもトップクラスの輸出競争力を有するプロジェクトになると考えております。
また、Rolleston炭の積出港であるQLD州Gladstone港は、豪州一般炭の主力積出港である、NSW州Newcastle港に比べ、(1)船混みが少ない (2)アジア市場向けの海上輸送距離が短い (3)需要家にとっての供給元分散化というメリットを有しています。

同鉱区は、主に電力会社用の一般炭が採掘可能で、2005年8~9月には生産・出荷を開始し、2007年にはフル生産に入る予定です。

1.本件の意義

  • 戦略的石炭権益の確保
  • 資源エネルギー投資のポートフォリオの多様化及び拡充
  • 一般炭の最重要マーケットであるアジアのメインサプライヤーたる豪州において、長期安定供給が可能な大規模優良案件を確保

2.Rolleston炭鉱概要

所在地
豪州Queensland州Bowen炭田南西部
生産規模
年産800万トン (Mine Life20年超)
採炭方法
露天掘り
炭種/販売先
一般炭 / 日本をはじめとするアジア市場等の電力会社向けに出荷予定
開発スケジュール
2005年8~9月
生産・出荷開始
2007年
フルスケール生産に移行

※その他クイーンズランド州に保有する炭鉱概要

Oaky Creek(原料炭 年産 約10百万トン)

買収権益
両社 各10%(買収後 伊藤忠20%、住商25%、Xstrata 55%)

NCA (一般炭、原料炭 年産 約15百万トン)

買収権益
両社 各10%(買収後 伊藤忠35%、住商10%、Xstrata 55%)

Xstrata社概要

スイス Zug(ズーク)に本社。ロンドン、チューリッヒに上場。

2002年3月
40%の株式を保有するGlencoreを母体としてロンドンに上場。
2002CYの売上高 20億米ドル(35億豪州ドル)。
2003年6月
MIM Holdings社(売上高 40億豪州ドル)を34億豪州ドル(+債務15億豪州ドル)で買収。
買収前は収益の60%が一般炭、残りが鉛、合金鉄であったが、MIM買収により、一般炭33%、銅39%、原料炭11%という収益構造となっている。
豪州炭生産量は買収前 16mtが買収により倍増。

豪州石炭業界のBig 4の一角。一般炭輸出では世界一。過去数年間で石炭資産を買収し巨大化。歴史は浅いが石炭業界では圧倒的な力を有する。

以上

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