伊藤忠商事株式会社

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ニュースリリース 2004年

伊藤忠商事が山梨大学とナノ・バイオなど先端技術分野で包括提携

2004年3月23日

伊藤忠商事株式会社は山梨大学の技術移転機関(株式会社山梨ティー・エル・オー)とナノテクノロジー、バイオテクノロジーなどの先端技術分野で昨年7月に包括提携覚書を締結致しました。山梨大学は、全国に先駆けて医学工学融合領域の研究を始めるなど諸学の融合による学際的な新分野の創出を重点テーマとしている大学院大学であり、同大学の技術移転機関が企業と包括提携するのは今回が初めてです。
この包括提携からは、既に以下のような具体的な成果が生まれています。

ナノ繊維分野

繊維分野では、100%植物由来のポリ乳酸(PLA=Polylactic Acid)繊維から、量産可能な画期的方法により、直径540ナノメートルという世界最細の高配向超々極細ポリ乳酸繊維を、世界で初めて作ることに成功いたしました。
ポリ乳酸繊維はポリエステルに似た性質を持っていますが、従来のポリエステルやナイロンのような石油化学製品を原料とした合成繊維と異なり、100%自然循環が可能な、環境にやさしい新時代の繊維です。
今回山梨大学と伊藤忠商事が開発したナノスケール超々極細ポリ乳酸繊維は、従来報告されているポリ乳酸の固有値を超えた複屈折を示し、超々極細化する前よりも機械強度が増していることが確認されております。この技術により、衣料、資材分野などで現在急速に浸透しつつあるポリ乳酸繊維の応用範囲がさらに広がることが期待されております。

関連情報

バイオ分野

伊藤忠商事と山梨大学は大手医療器具メーカーと医療器具の共同開発契約を既に調印しており、医療バイオ分野でも具体的協力を進めています。伊藤忠商事はこの共同開発においても開発資金を一部負担し、今後発生する知的財産権を共有致します。

このように伊藤忠商事と山梨大学は様々な分野で先端技術の事業化を共同推進しており、引き続き、山梨大学の持つ研究開発資源と伊藤忠商事のビジネス開発力・市場知識を活かし、先端技術分野における学術研究成果の実社会への還元を積極的に推進してまいります。また伊藤忠商事は大学との共同研究開発を通じ知的財産権を共有し、知的財産権を活用した先端技術ビジネスを拡大してまいります。

以上

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