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ニュースリリース 2004年
岐阜県と伊藤忠、包括提携
-中小・中堅企業支援、新技術や地域振興分野で協力-
2004年4月21日
伊藤忠商事株式会社と岐阜県は、岐阜県地域の優良な中小・中堅企業の育成支援と新技術の利用、地域振興などを目的とした共同案件の推進を目指し、本日付で包括的提携協定書を締結しました。
1. 提携の目的
現在、高度情報化とグローバル化が急激に進展し、世界レベルでの厳しい競争が起こっております。日本においては、世界トップレベルの技術をもつ中小・中堅企業が数多くあり新産業創出を目指してチャレンジしています。
一方で、高齢化社会の到来による健康・福祉・介護問題や産業空洞化による雇用不安など様々な課題もあります。岐阜県においても、様々な産業育成策や県民の健康・福祉に対する配慮が行われています。
それらをベースに、優れた新技術を持つ中小・中堅企業や自然環境を生かした健康産業・観光産業などの育成が期待されています。これらの産業を全国また海外に展開していくためには、技術開発・人材・資金に加え、販売協力やマーケティングなど多角的な支援が重要となります。
伊藤忠商事と岐阜県は、包括提携をベースに、岐阜県の活力ある優良中小・中堅企業との連携を深め、共同で育成支援を図ることといたしました。また岐阜県における新技術を利用した共同案件や地域振興など幅広く、自治体と民間のノウハウを活かして推進いたします。都道府県自治体が総合商社と包括的な提携をするのは、今回が初めてです。
2. 提携の意義
伊藤忠は、岐阜県との包括提携を活用して岐阜県の優良中小・中堅企業との連携を深め、岐阜県と共同で育成を図ることにより、中小・中堅企業との商権の拡大を目指します。また、岐阜県内の地域・住民の需要を把握することにより、新たなビジネスの創出を目指します。特に将来大きな需要が見込める健康・医療・観光分野において地域密着型のビジネスを目指します。
岐阜県にとっては、総合商社である伊藤忠の販売力、ネットワーク、情報を活用し、実業面での県内中小・中堅企業支援が可能になります。また、岐阜県は注力分野である健康や観光分野で、総合商社のネットワークやビジネス創出機能を活かし、新産業創出の推進を図ります。更に官民協力し、より県民のニーズに即したサービス提供を検討していく方針です。
3. 共同取組案件候補
(1) 中小・中堅企業の拡大支援
岐阜県における中小・中堅企業の育成・拡大支援の為、岐阜県は制度・施設面での支援を、伊藤忠は販売面での協力を中心に行います。また伊藤忠が中心になり立ち上げた「がんばれ日本企業ファンド」により、中小・中堅企業向けに、資金面でも支援が可能となります。
(2) 新技術分野での共同取組
岐阜県はソフトピアジャパン、テクノプラザ等で有力ベンチャーや中小企業を支援しています。これらの企業に対して、先端技術分野において伊藤忠が提携している米国国立研究所や産総研などの国内外の有力研究機関の技術情報などを提供し岐阜県の企業に対して技術開発を支援していく方針です。特に販路の紹介や輸出の支援など販売面での協力を行う予定です。また適宜研究開発資金を提供します。
(3) 岐阜県が重点的に取組んでいる健康分野、観光分野
岐阜県が取組んでいる健康分野、観光分野において、伊藤忠グループが持っている各種の消費者向けチャネル(エキサイトやスカイパーフェクTV!、ファミリーマートなど)やITを活用し、各種事業化の検討を共同で進めます。具体的には南飛騨国際健康保養地構想、飛騨高山・白川郷・下呂温泉など多くの観光資源の活用に対して官民協力しながら付加価値の高い取組を共同推進していく方針です。
今後詳細の打合せを継続して行っていき、上記に限らず幅広い範囲での協力関係の構築を目指します。
以上