ここから本文です
ニュースリリース 2004年
北京ビール、新工場「グリーン北京工場」の竣工式典を開催
2004年8月26日
伊藤忠商事株式会社とアサヒビール株式会社が出資する北京啤酒朝日有限公司(所在地 中国・北京市、董事長 大澤正彦)は、新ビール工場の竣工式を8月26日(木)に開催致しました。
竣工式には、中国政府、北京市政府関係者、出資企業であるアサヒビール株式会社、伊藤忠商事株式会社、北京一軽控股有限責任公司の経営幹部など250名が出席し、日中の企業の協力で生まれた、環境配慮型かつ新鋭ビール工場の竣工を祝いました。
旧来の北京啤酒朝日有限公司の工場は北京市の中心部に位置していましたが、北京オリンピック開催を背景に北京市が中心部の再開発を進めている中、北京啤酒朝日有限公司もこれを契機に郊外の懐柔区に移転するとともに、老朽化の進んだ旧工場にかわり、新鋭工場を建設することとしたものです。昨年4月に建設に着工し、本年5月よりビールの出荷を開始しています。新工場のある懐柔区は、北京市の北東に位置し、緑が多く、「北京の水がめ」といわれる水資源が豊富な地域です。
新工場は、『最先端の生ビール技術と、環境保全技術を盛り込んだ「グリーン北京工場」』をコンセプトに建設されました。北京市が推進する環境保護・環境整備の取組みに沿って、アサヒビール(株)のもつ環境保全技術を導入するとともに、生(非熱処理)ビール生産を前提にした新鋭工場です。新工場の生産能力は、竣工当初は年間5万キロリットルで、順次、10万キロリットルに拡大する予定です。
新鋭の生ビール製造技術に関しては、全工程を無菌化するとともに、日本のアサヒビール各工場で順次導入している「抗酸化製造法」(※)を採用、アサヒビール(株)のもつ最先端の生ビール製造技術を導入しています。
現在、『北京啤酒』7品種と『朝日啤酒』2品種を製造しています。
商品については、北京市を中心に、天津市、河北省、東北地方の一部で販売を行っており、さらには伊藤忠商事(株)が保有する中国全土にわたる均一かつ高効率な末端配送ネットワーク、ならびに流通チャネルを利用して販売を拡大していく方針です。
環境保全面では、水や熱の再利用システムを導入し、使用エネルギー・用水原単位を大幅に削減します。用水については、工程で使用した水を別工程で再利用するほか、排水処理後の水を庭園の散水に使用するなど、使用原単位の削減を進めます。熱エネルギーについても、排熱の再利用を徹底する熱のクローズドシステムを採用し、省エネルギー化を図っています。
また、緑と水の豊かな懐柔区にふさわしい工場とするため、敷地面積の40%以上を緑地とした緑の豊かな工場としました。
さらに、懐柔区は年間約600万人の観光客が訪れる風光明媚な観光地域でもあることから、工場見学施設を備え、観光客や地元市民の訪れるアメニティー性も考慮した工場としました。工場見学は9月を目途にオープンすることを予定し、事前予約制で、ビール製造工程の見学や出来立てのビールの試飲を楽しんでいただくものとします。
北京市周辺は、2008年に開催される北京オリンピックに向け一段の発展を遂げることが予想され、ビールの消費もさらに拡大が期待されます。北京ビールでは、新鋭工場で生産される品質の高い生ビール商品群とともに、環境に配慮し地域と共生する工場として、「グリーン北京工場」を北京市民に訴求していきます。
- ※ 「抗酸化製造法」: 製造工程のひとつひとつで酸素の混入を徹底的に排除するシステムです。仕込槽など仕込の工程では、原料を底部から入れる手法を採用します。
北京啤酒朝日有限公司 及び 新工場 概要
所在地 |
北京市懐柔区雁栖工業開発区雁栖路北1号 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
董事長 |
大澤 正彦 | ||||||
総経理 |
山田 昭一 | ||||||
出資構成 |
|
||||||
従業員数 |
250名 | ||||||
会社設立年 |
1941年 | ||||||
工場敷地面積 |
167,455m2 | ||||||
工場建物概要 |
|
||||||
工場設備 |
びん、缶、樽のパッケージングラインを各1列設置 |
||||||
工場投資総額 |
50億円 | ||||||
ビール出荷開始 |
2004年5月 | ||||||
製造品種 (2004年8月現在) |
|
以上