伊藤忠商事株式会社

  • English
  • 中文
文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

ページ内を移動するためのリンクです

  1. ホーム>
  2. ニュースリリース>
  3. 2004年>
  4. 豪州自社植林地のFSC森林認証取得について

ここから本文です

ニュースリリース 2004年

豪州自社植林地のFSC森林認証取得について

2004年12月13日

オーストラリア西オーストラリア州アルバニー市の植林会社APFL社(Albany Plantation Forest Company of Australia Pty. Ltd.)は、このほどFSC(Forest Stewardship Council、本部:ドイツ)によるFM認証(Forest Management、森林管理に関する認証)を、FSCの公式認定機関であるSoil Association Woodmark社(本部:イギリス)より取得いたしました。同社は、1993年に王子製紙株式会社、伊藤忠商事株式会社、株式会社千趣会の三社にて設立、その後、東北電力株式会社と日本郵船株式会社が資本参加しています。

FSCは環境団体、林産業者、先住民団体、林産物認証機関等により設立された非営利の会員制組織で、FSCの森林認証制度は、世界で最も認められている森林認証制度の一つです。森林認証制度とは、森林が「持続可能な森林経営」の基準通りに管理されているかを独立した第三者機関が評価・認証する制度で、認証は森林とその森林から伐採された木材を用いた木材製品やチップ、そして紙製品に至るまでを対象に行われます。

APFL社の植林面積は2.6万haを目標としており、王子製紙の海外植林プロジェクトのなかでも主要なものの一つです。1993年からこれまでに約2.4万haの植林を行い、すでに2001年から伐採を開始しておりますが、今後伐採された植林木は、FSC認証材として全量王子製紙グループの工場へ出荷されます。

APFL社は設立当初から地域社会や地域環境との調和を重要視しており、現在では地域社会の一員としてその地位を確立しています。今回の認証取得は土地入手から植林作業、伐採作業などすべての行程における環境適合性、持続可能性を証明するものと言えます。

APFL社がFSC森林認証の取得に取り組んだもう一つの大きな理由として、FSC森林認証を取得した紙製品を求めるユーザーが増えていることが挙げられます。FSCをはじめとする森林認証のロゴマーク(認証マーク)をつけた紙製品は、その原料履歴が明らかな製品です。APFL社の産出する植林木はこれらの紙製品の原料としての需要に応えるものです。

APFL社に参加する各社の考え方

王子製紙

既に約14万haの海外植林を実施し、2010年には20万haまで拡大する計画です。APFL社におけるFSC取得はニュージーランドのPanPac社、SPFL社に続く3社目で、今後他の海外植林事業においても伐採開始時期に合わせてFSCを中心とした森林認証を取得していく予定です。京都議定書の発効によって地球温暖化対策の具体的な議論が世界的に行われる中、植林事業はますます注目されております。当社グループは世界規模で森を作り資源を有効活用する「資源循環型企業」の優位性を発揮し、地球環境や社会と最適な共存関係を結びながら永続的な成長を目指していきます。

伊藤忠商事

地球にやさしい再生可能な植林資源を自ら開発する事で、紙・パルプ分野でのビジネスの拡大、また地球温暖化防止対策にも資する事業の強化を念頭において植林事業を展開しております。FSC森林認証に関しても、日本の商社で最初にCoC認証を取得し、認証チップの輸入を開始した実績を持ち、認証製品の取扱いを積極的に進めております。

株式会社千趣会

Think the Earth, think the future 人と環境、そして地球の未来を考える。これが当社の環境イディア(憲章)です。人と環境、地球との関わりを考える。それは私たちの未来を考えるということ。このことをスローガンに地球環境保全の一環として、APFL社の植林事業に参加いたしております。また、通信販売事業を営む上で紙は欠かせない大事な資源であり、紙を消費する企業の責任として、今後も植林事業に取り組んでまいります。

東北電力株式会社

当社は、エネルギー消費と密接に関わる地球環境問題への取り組みを、企業の社会的責任の一つであると認識しており、APFL社が実施する植林事業への参加を通して、地球温暖化防止や森林資源の保全など、地球規模での環境保全に貢献できると考えております。当社は、本事業も含め、これからもさまざまな環境活動に積極的に取り組んでまいる考えです。

日本郵船株式会社

当社は36隻の世界最大規模のチップ船隊を擁しており、わが国の製紙原料用木材チップの安定供給に貢献しておりますが、植林事業への参画を通じて、地球規模での森林資源の保全、地球温暖化防止、地域経済への貢献に努めてまいりたいと考えております。FSC認証を受けたチップ輸送にも積極的に取り組んでいく所存です。

APFL社の概要

事業名
ALBABY PLANTATION FOREST COMPANY OF AUSTRALIA PTY LTD(APFL)
本社所在地
オーストラリア西オーストラリア州アルバニー市
設立年月日
1993年8月
資本金
37,804千A$
出資比率
王子製紙(株) 48.45%、伊藤忠商事(株)28.37 %、(株)千趣会13.18 %、東北電力(株)5.00%、日本郵船(株) 5.00%
植林樹種
ユーカリ・グロブラス
植林面積
23,5255ha (2004年3月末)
植林目標面積
26,000ha
事業の内容
広葉樹チップ原料の確保を目的として、オーストラリア南西部のアルバニー地域にて、ユーカリグロブラスを牧草地などに合計26,000haを目標として植林しています。 伐期10年で、11年目からは伐採を開始し、その跡地は萌芽更新または再植林することで植林地を維持します。植林は既存農業と共存した形で、分収、リースおよび購入により確保して牧草地を対象に行なっています。APFL社は地元で、最もユーカリ植林について豊富な経験がある会社の一つであり、雇用の創出など新規事業としての地元への経済面の寄与とともに地元の地域環境に貢献しています。これらの評価は、1995年に西豪州土地環境賞、1998年にアジア・太平洋マーケティング大賞、その他様々な賞を地元自治体から受賞していることにも現れています。

以上

ここからカテゴリ共通メニューです

ここからサイト共通情報です

  1. ホーム>
  2. ニュースリリース>
  3. 2004年>
  4. 豪州自社植林地のFSC森林認証取得について