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ニュースリリース 2005年
「がんばれ日本企業!ファンド」及び「がんばれ関西!ファンド」が(株)ハリーズに出資
-「がんばれ関西!ファンド」第一号案件-
2005年7月22日
伊藤忠商事(株)が100%出資するチャレンジ・ジャパン・インベストメント(株)(以下「CJI」)が管理運営する「がんばれ日本企業!ファンド」及び「がんばれ関西!ファンド」は、高速ICタグ(荷札)製造装置を開発・販売する(株)ハリーズに約5千万円を出資致しました。「がんばれ関西!ファンド」からの出資は、本件が第一号案件です。
(株)ハリーズは、2000年7月の創業で、紙おむつなどの製造装置の開発や組み立てを得意とし、その技術を応用して、業界初のロータリー方式による超高速のICタグ製造装置を開発しました。同装置では、一秒当たり十個(年間約2億個)のICタグが製造可能で、従来方式(ピック・アンド・プレイス方式)に比べ、5~10倍の生産性を実現しています。また、同装置による量産効果により、ICタグの実装コストは従来の約十分の一、価格も一個当たり4~5円と現在の約五分の一程度に抑制することに大きく寄与します。同装置の第一号機は既に2005年5月に米国の大手ICタグ開発会社に販売、納品しています。
ICタグはデータの通信機能を持つ小さなICチップで、バーコードの代替として普及が見込まれています。国内では、多くの流通やメーカーでSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)や生産管理にその活用が広まっていることに加え、米国でも小売業最大手ウォルマート・ストアーズが2005年1月から取引先上位100社にICタグの導入を義務付け、米国国防総省もICタグを物資供給に活用するなど、その普及が急速に進んでいます。ICタグは関連機器の世界市場が2008年には四十億ドル超に達するともいわれ、今後の大きな成長が期待されます。
伊藤忠商事はこれまで衣料品・アパレルをはじめ、流通・小売など様々な場面で、ICタグの導入に積極的に取り組んでいるなど、ICタグのアプリケーションについて豊富な導入実績を有しております。CJI及び伊藤忠商事は、上記分野を中心に同社のICタグ製造装置の販売網拡大を支援し、早期のIPO実現を目指してまいります。
用語説明
1.ICタグ
商品やダンボール、コンテナ、パレット等の識別に利用される微小な無線ICチップのことである。自身の識別コードなどの情報が記録されており、電波を使って管理システムと情報を送受信することができる。バーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められてきたが、それだけに留まらず、社会のIT化・自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっている。無線ICタグ, RFIDタグともいう。
2.SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)
サプライチェーンとは、顧客~小売~卸~製造業~部品や資材サプライヤーなどを結ぶ供給活動の連鎖構造のことであり、SCMとはその連鎖構造を機敏に最適化する管理手法のことである。取引先との間の受発注、資材の調達から在庫管理、製品の配送までをコンピュータシステムを使って総合的に管理することで余分な在庫などを削減し、コストを引き下げる効果があるとされる。
各社概要
株式会社ハリーズ
住所 |
兵庫県明石市大久保町大久保町15番地の1 |
|---|---|
設立 |
2000年7月31日 |
資本金 |
1億2,700万円 |
代表取締役 |
青山 博司 |
事業内容 |
高速 ICタグ製造装置の開発・販売 |
チャレンジ・ジャパン・インベストメント株式会社
住所 |
東京都港区北青山 2丁目5番1号 |
|---|---|
設立 |
2003年6月24日 |
資本金 |
6,000万円(伊藤忠商事100%出資) |
代表取締役社長 |
橋上 保隆 |
事業内容 |
投資事業有限責任組合の管理・運営 (がんばれ日本企業!ファンド、がんばれ関西!ファンド、がんばれ北海道企業!ファンド、がんばれ岐阜!ファンド) |
各ファンド概要
「がんばれ日本企業!ファンド」概要
組合名 |
がんばれ日本企業ファンド一号投資事業有限責任組合 |
|---|---|
金額 |
伊藤忠商事、NTTリース、中小企業基盤整備機構等から合計36億円 |
設立年月日 |
2003年7月17日 |
運営期間 |
上記より 7年間 |
投資対象地域 |
日本全国 |
がんばれ関西!ファンド」の概要
組合名 |
がんばれ関西ファンド一号投資事業有限責任組合 |
|---|---|
金額 |
関西アーバン銀行 2億円及び伊藤忠商事1億円にて合計3億円 |
設立年月日 |
2004年1月26日 |
運営期間 |
上記より 7年間 |
投資対象地域 |
大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県 |
以上