伊藤忠商事株式会社

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ニュースリリース 2005年

ベトナムで植林事業を展開 共同で現地法人を設立

2005年10月19日

伊藤忠商事株式会社と中越パルプ工業株式会社(本社:東京都中央区、社長:長岡剣太郎)は、香港のHang’s Timber社と共同でベトナム社会主義共和国のドンナイ省とバリアヴンタオ省においてアカシアの植林事業を行うことに合意し、2005年7月に現地法人 Acacia Afforestation Asia Co.,Ltd. を設立しました。これには環境問題に造詣の深い飯野海運株式会社、川崎汽船株式会社、株式会社商船三井の船会社3社も一部共同出資を行い、異業種間の垣根を越えた事業になります。

本植林事業はドンナイ省とバリアヴンタオ省における計2.1千ヘクタールの既存アカシア植林地をSouthern Forest Resources Vietnam Co.,Ltd.(SFRVN社)から買い受け、当面7年伐採の植林を3ローテーションで計21年間の植林事業を計画しておりますが、その後も植林面積の見直し含め持続的な植林事業の展開を目指します。SFRVN社は伊藤忠商事の関係会社で、植林事業及び木材チップの生産・輸出事業を1998年から行っており、生産量のうち、本事業の対象地である植林地からの原料調達分は約11%となっていました。

中越パルプ工業は過去15年に渡り、アカシア植林木からの生産された年間約10万トン(乾燥重量)の木材チップを、SFRVNから伊藤忠商事経由輸入しております。今後もその原料の一部として、本植林事業から供給される木材は全量SFRVN社に販売され、木材チップに加工された後、製紙原料用として中越パルプ工業向けに21年間にわたり合計約23万トン(乾燥重量)を輸出する計画になります。

近年木材伐採による環境負荷増大、二酸化炭素排出などの環境問題が顕在化しているなか、環境意識の高まる参加各社が賛同し、持続可能な植林資源の開発利用による地球環境問題への対応、製紙用原料の長期安定的確保を目的として本事業を開始致しました。また、SFRVN社が生産した木材チップのバイヤーである中越パルプ工業が、その原料ソースの一部となる植林事業に参加することで、長期安定的に持続可能な植林資源の確保がいっそう可能になり、2.1千ヘクタールの植林地を有効活用すると同時に、原料から販売までの一貫した体制を目指します。一方SFRVN社は植林事業を切り離すことにより、木材チップの生産・輸出事業に資源を集中させ効率化させる狙いがあります。
同時に現地作業員雇用創出による地域経済振興にも貢献していきたいと考えております。

伊藤忠商事、及び中越パルプ工業は海外でてがけている植林事業のノウハウを活かし植林事業管理を担当し、木材チップ輸送の経験が特に豊富な船会社3社が本資源から加工された木材チップの輸送、及び効率化を担うことになります。

Acacia Afforestation Asia Co.,Ltd.概要

1)商号
Acacia Afforestation Asia Co.,Ltd.
2)所在地
An Binh Ward, Bien Hoa City, Dong Nai Province, Vietnam.
3)植林地域
Dong Nai Province, Ba Ria Vung Tau Province
4)植林面積
2,107ヘクタール
5)設立年月日
2005年7月
6)事業期間
21年間
7)事業内容
植林事業
8)資本金
2.3百万ドル
9)資本構成
Southern Forest Resources Co.,Ltd.
(伊藤忠商事グループ49%、Hang's Timber社51%)
60%
中越パルプ工業株式会社 25%
飯野海運株式会社 5%
川崎汽船株式会社 5%
株式会社商船三井 5%

以上

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