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ニュースリリース 2006年
伊藤忠商事が米国Uranium Resources Incとウラン鉱山の事業性共同調査に合意
2006年4月10日
伊藤忠商事株式会社はこの度、アメリカウラン鉱山会社のUranium Resources Inc. (本社:テキサス州ダラス 以下「URI社」)と、同社がニューメキシコ州に保有するチャーチロック鉱区の開発事業性を検証するために、共同開発への移行を視野にいれた共同調査の開始を決定致しました。現在、同鉱区では、10年にわたり約400トン/年の生産量が期待されておりますが、今後8ヶ月の調査期間を経て、事業性、埋蔵量等を詳細に確認していくことになります。
伊藤忠はURI社と従来から良好な関係を維持して参りましたが、今回、同社が、昨今ウラン精鉱市況が上昇している中、追加立上げを計画しているウラン鉱区開発プロジェクトの一つに参画する選択肢を確保したことになります。これにより、昨年のカザフスタン国営原子力会社であるカザトムプロム社との長期ウラン精鉱購入契約に続き、当社の原子燃料供給源の多角化に寄与する可能性があるものと考えております。
昨今の環境問題への対応や中国・インド等をはじめとするエネルギー需要の急増により、原子力発電に対する期待感の高まる中、原子力発電用のウラン燃料の確保に大きな注目が集まっております。今回の共同調査の合意は、共同調査の結果に左右される部分もありますが、国内外の電力会社のウラン安定供給確保につながる可能性があるものと考えております。
全世界の原子力発電用ウランの需要量は年間約65,000トンで、伊藤忠は、世界第二位トレーダーであり、天然ウランを年間4,000トン(2005年現在)販売しております。昨今、大手総合商社による資源開発案件に対する積極的な投資が行われておりますが、伊藤忠はかねてからウラン資源に着目しており、今後も原子力発電用ウランへの積極的取組みにより、エネルギー安定供給への貢献と資源開発ポートフォリオの拡充を積極的に図ってまいります。
以上
Uranium Resources Inc.社概要
本社 |
テキサス州ダラス |
|---|---|
社長 |
Mr.ポール ウィルモット |
事業内容 |
ウラン精鉱の生産、販売 |
従業員数 |
50人 |
用語解説
ウラン精鉱
ウラン鉱※を粗精錬によってU3O8含有率を70~90%に高めたもの。
ウラン鉱
ウランを含有する鉱物の総称
(出典:原子力辞典)
鉱区所在地