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ニュースリリース 2007年
米国Fuel Tech社との中国発電所向け省エネ技術販売に関する提携について
2007年6月20日
伊藤忠商事株式会社の100%子会社である伊藤忠(香港)有限公司と、米国Fuel Tech社(Fuel Tech Inc./本社Batavia, Illinois, U.S.A./NASDAQ株式コード FTEK/www.ftek.com
.)は、Fuel Tech社が開発した発電所等向け省エネ/操業効率改善技術、“Targeted In-Furnace-Injection”(“TIFI”)の中国向け独占販売提携に関する契約を、2007年6月16日付にて締結致しました。
中国政府は2006年4月に策定した第11次5カ年計画において、2010年までにGDP当たりのエネルギー消費を2005年比で20%削減することを目標としており、特に発電や鉄鋼、セメントといった基幹産業における省エネを強力に推進しております。伊藤忠グループはFuel Tech社が開発し、北米を中心に成功を収めているTIFI技術が、こういった中国における省エネ需要にマッチするものと判断したものです。一方、Fuel Tech社は伊藤忠グループの中国市場における販売ネットワーク及び新ビジネス開発能力を評価し、今回の提携に至りました。今回の提携契約においてFuel Tech社及び伊藤忠は、(1)市場開発のためのパイロットプロジェクト推進、及び(2)より長期の販売/サービス体制構築のためのJoint Venture設立に関する調査を共同で行うことを合意しております。
Fuel Tech社のTIFI技術は、発電所等の産業用大規模ボイラーの燃焼効率を大幅に向上する技術で、スーパーコンピュータを使った燃焼状態診断を元に炉の改造を施すことにより、熱交換比率の向上、運転時間の延長、CO2排出の削減を実現致します。北米、ヨーロッパの発電所、ごみ焼却炉等を中心に、これまで約60件の設置実績があります。伊藤忠及びFuel Tech社は、特に中国における大規模石炭火力発電所を主要ターゲットとして事業展開に取り組んでまいります。中国には2005年末時点で約3億kwの石炭火力発電所が存在しており、TIFI技術の中国における潜在市場規模は約600億円/年と見込まれます。
伊藤忠グループは今後も、中国における省エネ/環境対策需要に対応した先進技術を日本のみならず世界中から調達し、関連ビジネスを推進してまいります。
以上