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ニュースリリース 2007年
伊藤忠商事とMPM Capitalの共同設立 医薬品開発・販売ベンチャー「JapanBridge, Inc」が協和発酵工業(株)と資本・業務提携
2007年9月25日
伊藤忠商事株式会社と世界最大のバイオベンチャーキャピタルグループである米国MPM Capital(以下MPM)が2006年11月に共同で設立した医薬品開発・販売ベンチャー「JapanBridge, Inc.」(以下JapanBridge)は、協和発酵工業株式会社(以下 協和発酵)と資本・業務提携致しました。
JapanBridgeは注力疾患領域として癌分野を選択し、協和発酵から臨床開発及び許認可取得の為のサポートを得ながら、協和発酵と共同開発・共同販売ができる抗癌剤および癌支持療法剤の製品のインライセンスを狙います。
抗癌剤以外の領域については、社会的意義を持つオーファンドラッグや厚生労働省が推奨する、国際共同治験(グローバルスタディ)が可能な開発品も視野に入れて、導入候補品を選定してまいります。
この度、既存株主であるMPM、伊藤忠に加え、協和発酵も資本参加致しました。
今回のJapanBridgeの第三者割当増資(シリーズA-2)に対し、伊藤忠、協和発酵共に各々1百万ドルの出資を致しました。今回の資金調達(シリーズA-2)によりJapanBridgeは新たに6.5百万ドル調達し、この資金調達によりJapanBridgeはインライセンスする開発品目の選定、日米のがん分野の専門家から成るアドバイザリーボードの構築をし、会社の拠点も米国デラウェア州から日本へ登記変更いたします。
また、この度JapanBridgeは、大手製薬会社ムンディファーマ株式会社(以下 ムンディファーマ)の社長を務めていた、スティーブ・エンゲン氏を社長(CEO)として採用致しました。エンゲン社長は、ムンディファーマの日本進出に伴い、日本法人をゼロから立上げた立役者でもあります。 エンゲン社長のリーダーシップのもと、インライセンスする開発品目を選定していき、日本及びアジア諸国での臨床開発を積極的に推進致します。また、臨床開発資金として、そのタイミングで新たに日欧米の機関投資家から大型資金調達(シリーズB)をする予定です。
伊藤忠は今回の増資に伴い、JapanBridgeへ出向者を派遣し、事業開発部長として、会社立上げのみならず、協和発酵との連携、経営陣選定、CRO・CMOとの連携、国内投資家招致などに関する協力を実施いたします。
伊藤忠はJapanBridgeへ継続して参画することにより、将来のIPO・M&Aによるキャピタルゲインのみならず、医薬品用中間体ビジネス、MR(医薬情報担当者)派遣ビジネス、治験ビジネス、開発ツール・ソフトウェアビジネス、物流ビジネス等を狙います。先端技術分野においてバイオ医薬ビジネスを重視している伊藤忠は、2002年にMPM3号ファンド、2006年にはMPM4号ファンドへ合計35百万ドルの出資を行なっております。 MPMと共同でJapanBridgeを継続サポートし育成させていくことで、バイオ医薬業界における伊藤忠のプレゼンスアップをはかります。JapanBridgeをバイオ医薬ビジネスの中核とし、今後JapanBridgeに続く同類のバイオベンチャー立上げも狙ってまいります。
以上
参考
JapanBridge, Inc.
所在地 日本事務所 |
1209 Orange Street, Wilmington, Delaware, USA 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階 |
|---|---|
設立 |
2006年11月 |
資本金 |
7.8百万ドル |
代表者 |
Steve Engen, CEO |
出資者 |
MPM Capital, 伊藤忠, 協和発酵 |
取締役構成 |
|
MPM Capital
本社所在地 |
John Hancock Tower, 54th Floor 200 Clarendon Street Boston, MA, USA |
|---|---|
設立 |
1992年 |
創設者 |
Dr. Ansbert Gadicke |
GP数 |
8名 |
運用資産 |
24億ドル |
投資先企業数 |
70社 |
概要 |
1992年に米国ボストンに創立され、総額24億ドル超を運営し、約70社の創薬系バイオベンチャーに投資している世界最大のバイオベンチャーキャピタルグループ。合計8名のジェネラルパートナーは全米トップバイオベンチャーキャピタリストを始め、大手製薬企業やバイオ企業の元幹部からなり、合計12名のアドバイザリーボードにはノーベル医学生理学賞受賞者や、前FDA(米国食品医薬品局)長官、ハーバード大学医学部教授など実力者が名前を連ねる。 |