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ニュースリリース 2008年
国内中堅・中小企業の信用リスク流動化スキームの構築について
2008年6月27日
伊藤忠商事株式会社は、イー・ギャランティ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:江藤公則、以下イー・ギャランティ)と共に、クレジット・クリエイション1号合同会社を新たに設立し、同社への匿名組合出資を通じて、リスクを実質的に一部引き受けることにより、配当収入等による収益の拡大を図ります。併せて、伊藤忠商事の100%子会社である伊藤忠キャピタル証券株式会社(東京都千代田区、代表取締役:大森賢律、以下伊藤忠キャピタル証券)とイー・ギャランティは、2008年7月よりクレジットデフォルトスワップ(以下CDS)の取扱いを開始します。このような取組みは国内初となります。
1.CDS取扱いの意義
今回、伊藤忠キャピタル証券とイー・ギャランティが取り扱いを開始するCDSは、外部格付けを持たない中堅・中小企業を含めた企業規模を問わない企業を対象としたものであり、国内初の取り組みであります。この取組みを通して、伊藤忠商事グループは、グループ一丸となり、企業の信用リスクのヘッジ手段を提供し、日本経済の活性化に寄与貢献したいと考えております。
2.クレジット・クリエイション1号合同会社のスキーム
イー・ギャランティは、顧客との保証契約やCDS契約により引き受けた信用リスクを伊藤忠キャピタル証券とCDS契約を締結することにより、伊藤忠キャピタル証券に移転します。伊藤忠キャピタル証券は自社でもCDS契約によるリスク引受けを行い、イー・ギャランティと同社が引受けた信用リスクをクレジット・クリエイション1号合同会社とCDS契約を行うことにより、クレジット・クリエイション1号合同会社にリスクを移転します。このクレジット・クリエイション1号合同会社は、TAKMAキャピタル株式会社(旧 株式会社フィスコアセットマネジメント、東京都千代田区、代表取締役:藤野隆弘、以下TAKMAキャピタル)と投資一任契約を締結し、TAKMAキャピタルがクレジット・クリエイション1号合同会社のCDS契約に係る投資判断等をいたします。今回のスキームでは、クレジット・クリエイション1号合同会社はリスク引受け残高ベースで200億円規模を目指します。
今回、TAKMAキャピタルの外部調査機関の企業評点をベースにした信用リスクの評価モデルとイー・ギャランティのこれまで行ってきた保証サービスで培ったノウハウを用いて、伊藤忠商事グループはCDS契約の引受けを行います。
3.クレジット・クリエイション1号合同会社への出資金額と投資期間
出資金額は総額8億円(イー・ギャランティ 4.1億円、伊藤忠商事 3.9億円)、投資期間は3年から4年間を予定しております。
- ※参考 CDSとは
CDSとは、クレジット・デフォルト・スワップの略であり、金融債権や社債、その他様々な信用リスクをヘッジするためのデリバティブ取引の一種であります。信用リスクをヘッジしたい者が金銭を支払うことによって、債務不履行等が起こった時に損害額を保証してもらう取引のことを言います。
以上