インドネシア・カラワン工業団地の拡張事業について

2016年2月24日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、インドネシア大手財閥であるシナルマスグループと20年超に渡り共同で開発・運営するカラワン工業団地(ジャカルタ、Karawang International Industrial City、以下「KIIC」)において、新たに追加取得した約200haの開発用地の造成工事に着手しました。

KIICはジャカルタ中心部から東へ60km(約1時間半)に位置し、既総開発面積約1,200haに現在約140社(内、日系企業が85%超)のご入居を頂いております。本工業団地が提供する入居企業への管理・運営サービスには高い評価を得ており、2013年にはインドネシア政府工業省より第一回最優秀工業団地賞を受賞、2015年に第二回優秀工業団地賞を受賞致しました。従来の充実した付帯施設を備えた工業団地販売に加え、賃貸工場や賃貸倉庫といった付加価値の高い補完サービスも揃え、多様なビジネスニーズに柔軟に対応可能です。尚、引渡しスケジュールは2017年春を予定しています。

中間層の拡大に伴い、インドネシア国内消費者市場は引き続き旺盛な需要が見込まれ、今後も人口ボーナスに支えられた経済成長が予想されることから、生活消費財関連企業の進出が相次いでおり、工業団地開発への期待は益々高まっています。
伊藤忠商事は、国内で培った産業不動産(物流施設等)開発ノウハウのアジア全域への展開を企図しており、製造業のみならずサービス業の皆様の海外事業展開に寄与したいと考えております。

工業団地地図

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