学生寮開発事業を推進、慶應義塾大学の国際学生寮を開発
2017年4月17日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)及び伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:深城浩二、以下「伊藤忠アーバンコミュニティ」)は、慶應義塾大学(所在:東京都港区、塾長:清家篤)の10番目の学生寮となる「元住吉国際学生寮(仮称)」の建設に着手しました。
政府は2008年に日本への留学生を14万人から2020年までに30万人まで増加させる「留学生30万人計画」を発表しており、留学生が安心して勉学に専念できる環境への取り組みとして、大学を中心に留学生の住環境支援に取り組んでおります。中でも慶應義塾大学は、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」(※)に採択され、留学生の受入れや学生の国際交流活動を積極的に推進しています。留学生と日本人学生が共に暮らし学び合う国際寮の増設を、未来のグローバルリーダーの育成に資する重要な取り組みと位置付けています。
慶應義塾大学の考える新しい寮の建設、運用を実現するため、マンション開発で培った機能・ノウハウを持つ伊藤忠商事と、40年以上の学生寮運営実績を有する伊藤忠アーバンコミュニティの両社で企画、候補地の検討、伊藤忠商事が事業主として建物を建設し、伊藤忠アーバンコミュニティが運営管理を行う事となりました。
本施設は慶應義塾大学のニーズに応えた、寮生の安全性や暮らしの快適さを重視した施設になります。寮生の安全面を考慮し、管理人住込みによる24時間管理及びICカードキーシステムによる入退館管理を実施します。また、暮らしの快適さ、利便性を考え、食堂での朝夕食事提供や全室に家具・冷蔵庫、トイレ・バス・洗面台独立設置を計画しています。入退館や食事の記録は保護者が確認出来るようになっており、留学生や地方のご両親が離れていながらでも、ご子息の生活を見守る事ができます。立地も最寄駅から徒歩8分と交通利便性に優れ、また日吉及び矢上キャンパスにも徒歩圏内の好立地です。
伊藤忠商事と伊藤忠アーバンコミュニティは、学生へ質の高い居住空間の提供を目的に、学生寮の開発を今後も積極的に推進して参ります。
- ※大学の国際競争力向上を目的として、世界レベルの教育研究を行う大学に対し、文部科学省が重点支援等を行うもの。
物件概要
名称 | 元住吉国際学生寮(仮称) |
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所在 | 神奈川県川崎市中原区木月住吉町22番1号 |
交通 | 東急東横線・目黒線「元住吉」駅徒歩8分 |
敷地面積 | 1,552.93㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造 地上4階建 |
延床面積 | 3,205.61㎡ |
室数 | 寮室156室、管理人室1室 |
専有面積 | 14.06㎡~14.17㎡ |
専有部 | バス・トイレ・洗面独立、エアコン、机、椅子、ベッド、照明器具、冷蔵庫、Wi-Fi |
共用部 | 食堂、厨房、各階共用キッチンダイニング、男女別ランドリールーム、Wi-Fi |
セキュリティ | 住込み管理人による24時間管理、防犯カメラ、オートロック、入退館管理システム |
事業主 | 伊藤忠商事株式会社、中央不動産株式会社 |
運営管理 | 伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社 |
竣工 | 2018年2月末(予定) |
建物外観
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