エネルギー・化学品カンパニー

原油、石油製品、LPG、LNG、天然ガス、電力等の開発及びトレードを行っている「エネルギー部門」と、石化製品全般、硫黄、肥料、医薬品、合成樹脂、生活関連雑貨、精密化学品、電子材料等の事業及びトレードを行っている「化学品部門」で構成されており、優良資産の積増しと既存事業の一層の「磨き」により、効率的で盤石な経営基盤を構築するとともに、新技術・AI等を活用した次世代ビジネスへの進化に挑戦します。

サステナビリティアクションプラン

マテリアリティ SDGs目標 取り組むべき課題 事業分野 コミットメント 具体的対応アプローチ 成果指標
気候変動への取組
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気候変動への取組 石油・ガス権益、液化天然ガス(LNG)プロジェクト 温室効果ガス削減を考慮した資源の生産/供給を行います。 高い技術力と豊富な経験を有する優良パートナーとの協働による資源開発案件への取組み。 化石燃料では温室効果ガスの排出量が少ないLNGプロジェクトの参画機会追求。
健康で豊かな生活への貢献
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人々の健康増進 医薬品 がん分野を含む大きなニーズが存在する分野での医薬品等の展開を加速し、人々の健康増進に寄与すると共に、働きやすい社会形成へ貢献します。 新規医薬品等の開発サポート及び販売を積極的に推進。 開発サポート中の各種新薬等のアジア・北米での早期承認取得、上市を目指す。
人権の尊重・配慮
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地域社会・環境に配慮したエネルギー資源開発体制の確立 石油・ガス開発 社会・環境に配慮したエネルギー探鉱・開発事業の推進により、地域社会の発展に寄与します。 各国政府や国際的管理主体の管理基準に沿った事業の推進。
  • 各国政府・管理主体のHSE(Health, Safety and Environment)管理基準を適切に遵守。
  • 重大な人的被害及び周辺に影響を及ぼすHSE重大事案の削減。

ESG関連の取組事例

省エネルギーに向けた化合物半導体への取組

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窒化ガリウム半導体基板

伊藤忠プラスチックス株式会社(以下、CIPS)は、技術的発展可能な社会実現の為に、省エネルギー技術開発や省資源技術応用開発にも、積極的に取り組んでいます。

特に、省エネルギー分野の面では、自然の色を再現する次世代LEDや高効率LED及び半導体レーザー、来たる5G時代で求められる高速大容量の通信用半導体デバイス、電気自動車(EV)に使われる高電圧高出力用の半導体デバイス等の省エネ化に有効な窒化ガリウム化合物半導体に着目し、同半導体の商業化に必要な先端技術開発を、大学および公的研究機関と共同で行っています。

より良い地球環境と経済成長の実現に向け、CIPSはこのような研究開発段階からマーケティング、販売までを通じて社会に貢献して参ります。

資源の安定確保と地域社会への貢献・共存を両立したカスピ海油田開発事業への取組

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生産プラットフォーム(BP社提供)

当社はBPをオペレータとする国際コンソーシアムの一員としてアゼルバイジャン共和国領カスピ海領域の原油開発を行うACGプロジェクトとBTC送油パイプラインプロジェクトに参画しております。

ACGプロジェクトで生産された原油はBTCパイプラインを経て、欧州の市場を始めとした各国に供給されており、世界のエネルギー資源の安定供給に寄与しています。両プロジェクトでは法令・業界基準に則り労働環境の整備や環境に配慮した操業を行うと共に、可能な限り炭素排出を低減した操業のための施策を実施しています。両プロジェクトは地域雇用創出に貢献している他、教育・就業支援、農産業への支援等、地域社会への貢献活動も多数実施しています。また、当社独自の取組として当社子会社を通じ学校等へパソコン寄贈を継続して実施する等、地域社会と共存した発展を進めています。

ISO22301認証を取得し、安全、安心かつ災害に強いタンクターミナルを目指す取組

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ケミカルロジテック(株)の管理運営する名古屋ケミポートは、名古屋港の9号地における液体化学品の受入・保管・払出業務を主要業務とし、中京地区をはじめとした重要なサプライチェーンの一角を担っています。

2011年3月11日の東日本大震災を教訓として、今後予想される南海トラフ大地震に備え、安全、安心且つ災害に強いケミポートを目指し、2年掛りで所員の教育・訓練、設備の充実、体制の整備に努めた結果、2014年5月1日付でISO22301:2012の初回認証を取得、2017年6月15日付で再認証を取得しました。

ISO22301は、事業の中断・阻害を引き起こす災害・事故の発生に対し、いち早く復旧を行い、顧客含む利害関係者への影響を最小限とし、サービスの提供を継続する組織の能力を高めるためのマネジメントシステム規格であり、日本のケミカルタンク業界、また伊藤忠グループ会社の中でも初となる画期的な認証取得となります。

継続的に組織内外の課題見直しを行い、その改善に努めており、2015年度は荷主立ち合いの元、夜間や休日など対応人数が少ない状況に事故が発生したことを想定し安全対策訓練を実施、また2017年度は2016年度に続き夜間訓練を実施し、その対応に問題がないか確認を行いました。引き続き人命尊重を第一として、災害時の安全確保に努めるとともに、組織への教育、訓練を繰り返し実施し、お客様の信頼に応えられるよう日々努めています。

サイドシュリンク包装導入による環境負荷低減に向けた取組

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サイドシュリンク包装された弁当

伊藤忠プラスチックス株式会社(以下CIPS)は、環境負荷の低減に向けた取組として、弁当や寿司、麺類などのフタと容器の結合部分にのみフィルムを装着する「サイドシュリンクフィルム」の株式会社ファミリーマート並びに国内エリアフランチャイズ各社、サークルKサンクス店舗を含む全店(以下ファミリーマート)での導入をサポートしています。
ファミリーマートでは、「サイドシュリンク包装」を2015年2月に全国導入を完了しています。
ラップで全体を包装するフルシュリンクからサイドシュリンクへの変更により、開けやすさの向上、中身の見易さの向上、高い遮断性の実現に加え、ゴミの削減、包装に使用するプラスチック原料の削減、CO2の削減等、環境負荷の低減に大きく貢献しています。

  • 2017年度実績(従来ラップフィルム対比):プラスチック原料削減 約550トン、CO2の削減 約1,975トン

CIPSは「確かな素材で、暮らしに便利さ・快適さをプラス。誠実で公正な企業文化を育み、人と共に成長する。伊藤忠プラスチックス」を企業理念としております。「シュリンクフィルム」導入サポートを含め、より良い地球環境と経済成長の両立を図る企業活動を推進し、環境保全に努め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

AI技術による蓄電システム最適制御サービス提供に向けた取組

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MOIXA端末イメージ

当社は、AI技術を蓄電池に活用したプラットフォーム事業を展開する英国のMoxia社と資本業務提携し、プラットフォーム技術ソフトウェア「Gridshare Client」の国内独占販売権を取得致しました。「Gridshare Client」は、蓄電池に掲載することで、一般需要家、発電事業者、送配電事業者といった各階層に対し、エネルギーの最適制御を行います。次世代型ビジネスとして、バーチャルパワープラント(VPP)事業や、電気自動車の充電マネジメントなど、多様な展開も可能となり、再生可能エネルギーの効率運用、電力供給安定化ならびに分散型エネルギー社会実現に向けて貢献してまいります。

関連情報