住生活カンパニーのCSR

カンパニーの中長期成長戦略

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住生活カンパニー プレジデント
原田 恭行

当カンパニーは、当社の生活消費関連分野の一翼を担うカンパニーとして、紙パルプ、天然ゴム・タイヤ、木材・住宅資材等の生活に密着した商材を取り扱う生活資材部門と、住宅・物流施設等の開発事業、並びに3PL、国際輸送等の物流事業を手掛ける建設・物流部門から構成されています。それぞれの持つ総合力とグローバルネットワークで社会に新たな価値を提供し、豊かな住生活の実現に貢献しています。積極的な資産入れ替えでポートフォリオの拡充を図るとともに、消費の拡大が期待される中国、アジア市場に積極的に展開し、CITIC/CPグループとの協業も推進します。
また、社会・環境に関する課題をビジネスチャンスと捉えており、例えば紙・パルプ分野では森林資源の安定的な確保と地域との共生をビジネス構築における重要課題と認識し持続可能性に配慮した森林経営を行っております。分譲マンション事業では、顧客や消費者目線に立ち、環境に配慮した住宅(省エネルギー技術・設計・機器等)の供給や、様々な世代に対応するユニバーサルデザインに取り組んでおります。また、建物の品質管理のみならず、マンション入居者の省エネ意識の啓蒙や、地域・住人同士のつながりを活かしたコミュニティの形成に着目した取組も積極的に進めています。

カンパニーのCSR

環境への配慮と豊かな地域社会づくりへの貢献

住生活カンパニーは、人々の生活に密接にかかわり、且つ社会のニーズに適した商品・ソリューションの提供を通じ安全で豊かなライフスタイルの確立に貢献していきます。また、持続可能な森林資源の安定的な調達や効率的な利用、環境配慮型の商材・建造物の提供を推進し、循環型社会の実現に取り組みます。

獲得を目指す収益機会 挑戦すべき課題
  • 環境配慮型の商材や建物に対するニーズ
  • 森林認証を取得した木材に対するニーズ
  • 持続可能な資源の利用
  • 地域社会との共生
  • 取扱い原料におけるトレーサビリティの確保

CSRアクションプラン

2016年度行動計画の要点

持続可能な資源利用につながる森林認証材の取引、環境配慮型分譲マンションの開発など環境に配慮したビジネスを推進します。

主要取組事例

持続可能な森林資源の安定供給

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METSA FIBRE社

伊藤忠商事は、フィンランドの世界最大級のパルプメーカーであるMETSA FIBRE社(以下「メッツァファイバー」)の24.9%株式を保有しています。メッツアファイバーは年間約230万トンのパルプ生産量を誇り、その内、主にアジア市場向け針葉樹パルプについては、独占販売代理店として伊藤忠商事に販売を委託しています。又、メッツァファイバーは約80万トンの大規模増産を決定し、2018年には年間パルプ生産量は約310万トンに到達する見通しです。
フィンランドでは原木成長量が消費量を大きく上回っており、長期的な原木の安定供給が可能な国です。また、メッツァファイバーはパルプ製造過程で電力も創出しており、自社使用以外の余剰分は周辺地域へ供給、地域での化石燃料消費削減にも貢献しています。このような優良パートナーとの取組を通じ持続可能な森林資源利用を推進すると共に、今後も更なる事業強化を推進していきます。

セメント代替品「高炉スラグ」の世界NO.1トレーダー

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高炉スラグを使った建造物

「高炉スラグ」は鉄鋼生産の製造工程の中で副産物として一定量発生し、セメントの代替品として、セメントと混合して利用されています。天然資源であるセメント原料・石灰石等を節約できる効果に加え、セメントのみでコンクリートを作る場合に比べ、製造過程のエネルギー利用とCO2発生を4割程度削減※できる環境に優しい商品です。
伊藤忠は20年余り前から国内のみならず、世界で利用しきれない「高炉スラグ」を取り扱い、出荷先をアジア・中南米等10ヵ国余りに広げ、世界NO.1スラグトレーダーとしての取り扱い量を誇っています。そして商社機能を発揮することにより、世界規模での資源の有効利用にも寄与しています。

  • セメントと高炉スラグを55:45で混合して使用した場合で試算

分譲マンションでのコミュニティ形成活動

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コミュニティ形成活動

伊藤忠都市開発は分譲マンション開発に伴う地域貢献、都市緑化推進及び新旧住民交流・コミュニティ形成を目的とした活動を実施しています。
『パークフロントテラス亀戸』『クレヴィア南砂』では開発地に隣接した公園を舞台に「官民協働によるコミュニティガーデン活動」を実施。公園の美化改修へ向けたワークショップの開催により、入居後のコミュニティ形成を実現しています。また、『クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCE』では①入居前の植樹体験、②マンション竣工直前の敷地内での植樹、③入居後の菜園づくりを入居者とともに行うことで、自主性のあるマンションコミュニティ形成を支援しています。

これらの取組は「他物件でも実現可能なサステナブルな取組」として、また「住宅開発における今後の地域貢献のあり方」として、2015年度にグッドデザイン賞を受賞しました。

詳しくは伊藤忠都市開発のコーポレートサイトをご覧ください。