地域社会の発展を実現するビジネスモデルの構築

地域社会への貢献に関するHighlight

世界各地で事業活動を展開する伊藤忠商事は、各地域社会が対面する課題やニーズに、事業活動と社会貢献活動の両面から参加し、地域の発展に貢献していきます。

インドのコットン農家のオーガニック栽培移行を支援

伊藤忠商事は(株)KURKKUと共同で、インドのコットン農家のオーガニック栽培への移行を支援する「プレオーガニックコットンプログラム」を展開しています。3年間の移行期間中に、有機農法の指導やオーガニック認証の取得サポートを行い、農薬や化学肥料による環境への影響、健康被害、農家の経済的負担増などの悪循環を断ち切ることを目指しています。2008年にプログラムを開始し、2013年末時点には3,348世帯の農家が参加し、うち1,479世帯がオーガニックの認証を取得しました。また、アパレルメーカーや自然化粧品メーカーなど40社を超える製品に導入され、綿花の取扱量は2013年に1,500トンに達しています。2014年には大手客先との取り組みがPOCの売り上と市場拡大を牽引し、取扱量2,500トンが見込まれています。2012年には、商業活動と持続可能な開発を実現するビジネスモデルとして、国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」の取組みとして承認され以降、UNDPを中心に開発課題に取り組む企業への認知度が高まりました。
今後もさまざまな企業、団体、消費者の皆様の理解と共感を支えに、プレオーガニックコットンプログラムの更なる拡大を目指していきます。

  綿花数量 関連商品売上合計
2013年

1,500トン

5億円

2015年※

5,000トン

23億円

2017年※

10,000トン

50億円

  • 計画

地域産業の支援により、被災地の復興と発展を実現する

[写真]

伊藤忠グループは、東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市の復興支援の一環として、同地で栽培される新種米「たかたのゆめ」の生産から販売までを支援しています。「たかたのゆめ」は、陸前高田市が、壊滅的な被害にあった農業の復興のシンボルとして、独自の地域ブランド米としての確立を目指しているお米で、2014年産は150トンの生産が見込まれています。伊藤忠グループは、本業を通じた被災地支援として、伊藤忠食糧(株)が都内百貨店等への販売面での支援を行う一方、生産過程においても、グループの社員ボランティアが、現地の農家の方と交流をしつつ、田植えや稲刈り、またPR活動も行っています。
陸前高田市は震災発生以降、伊藤忠グループの社員ボランティアが、ほぼ毎月訪れている地域であり、また、地域の子供たちのスポーツ等の活動支援も行っています。今後も事業活動と社会貢献の両面からの支援を継続し、地域の復興と発展に貢献していきます。

[図表]