金属カンパニーのCSR

カンパニーの中長期成長戦略

[写真]
金属カンパニー プレジデント
米倉 英一

投資とトレードでバランスのとれたビジネスを展開し、安定した収益基盤の構築と将来の成長機会の獲得に取組んで行きます。
資源開発分野では、コスト競争力など優位性のある権益を確保すると共に、継続的な生産性向上により市況変化への耐性を高めて行きます。また、安定調達に課題のある非鉄資源やレアメタル権益の獲得等を含め、資産ポートフォリオの更なる拡充と最適化を進めていきます。
また、トレードビジネスにおいては、保有権益を基点とした原料・燃料のトレード拡大、製品分野を含むバリューチェーンの構築、そしてグループの総合力を活かした付加価値の創造を通じて、川上から川下まで幅広く厚みのあるトレードフローを展開していきます。
戦略パートナーであるCITIC/CPグループとの連携を強化し、資源開発・トレードの両面においてお互いの強みを生かした協働を推進します。
金属・鉱物資源の安定供給に向けて、ビジネスパートナーとともに、開発現場における環境への配慮、地域との共生、安全な労働環境の確保を徹底し、持続可能な金属・鉱物資源の開発を推進していきます。また、メガソーラー事業、バイオマス燃料トレード、リサイクルビジネスといった地球環境に優しい事業への挑戦を積極的に行っていきます。

カンパニーのCSR

金属・鉱物資源の持続可能な開発と安定供給

金属・鉱物資源の安定供給に向けて、ビジネスパートナーとともに、開発現場における環境への配慮、地域との共生、安全な労働環境の確保を徹底し、持続可能な金属・鉱物資源の開発を推進していきます。また、資源の有効利用や、再生可能エネルギー事業を推進し、循環型社会の実現に貢献します。

獲得を目指す収益機会 挑戦すべき課題
  • 太陽光などの再生可能エネルギーの普及・本格化
  • バイオマス発電事業の進展とバイオマス燃料市場の拡大
  • 循環型社会形成に向けた資源リサイクルの発展
  • 資源開発案件における地域社会との共生
  • 環境・生態系への影響、健康、安全な労働環境に配慮した、持続可能な資源開発
  • サプライチェーンマネジメントの徹底と継続的なモニタリング

CSRアクションプラン

2016年度行動計画の要点

グローバル企業として国内、海外グループ会社においても、環境マネジメントを推進していきます。鉱物資源の開発・採掘時にパートナー企業とも連携し、地域社会との共生と安全・健康・環境への配慮を推進するとともに、太陽光事業、バイオマス燃料トレード、リサイクルビジネスといった資源の持続可能な利用に向けた各種取組を通じ、地球環境に優しい事業への挑戦を行っていきます。

主要取組事例

EHS(環境・衛生・労働安全)ガイドライン(鉱業)の運用

当カンパニーでは、独自にEHS(環境・衛生・労働安全)ガイドライン(鉱業)を定め、運用しています。金属・石炭・ウラン資源の探査・開発・生産事業に起因する環境汚染や事業に関わる者の健康障害・事故等の環境・衛生・労働安全リスクを回避・低減し、生物多様性の保全や地域社会への十分な理解と最大限の配慮を目的としています。
運用は当カンパニーで投資検討を行う事業を主対象として行い、既存案件にも適宜広げていきます。内容は国際基準との整合性を常に図りつつ、具体的な事例を使った組織員への啓蒙活動により、周知徹底を図っていきます。

大分日吉原太陽光発電所の商用運転を開始

[写真]
大分日吉原太陽光発電所全景

2016年3月、株式会社九電工と三井造船株式会社との共同事業となる大分日吉原太陽光発電所の商用運転を開始致しました。本発電所は、三井造船大分事業所が保有する約46万平方メートルの敷地を活用して発電出力4万4,800kWの発電事業を行う、大規模メガソーラーです。年間予想発電量は5,250万110kWhと、一般家庭約9,300世帯分の年間電力需要を賄うとともに、約3万2,000トン相当のCO2削減が見込まれています。発電した電力は20年間にわたり九州電力株式会社に販売する計画です。当社は、岡山県(2016年12月竣工予定、約3万7,000kW)及び佐賀県(2018年4月竣工予定、約2万1,000kW)においても同様に大規模太陽光発電所の建設工事を進めています。再生エネルギーを活用した発電事業を国内外で積極的に推進することで、地球温暖化防止などの環境保全および、循環型社会の形成に貢献して行きます。

ブラジル鉄鉱石事業関連資産の統合

[写真]
カザ・ジ・ペドラ鉱山

2015年11月、当社は他株主とともに、それまで保有していたブラジルの鉄鉱石生産会社NAMISAと、同社の現地パートナーであるCSN社の鉱山部門を統合しました。CSN社の鉱山部門は規模と品質で世界的に有名なカザ・ジ・ペドラ鉱山のみならず、鉱石を輸送する鉄道会社株式や鉱石を積み出す港湾ターミナルを保有し、統合会社は世界一級の鉱山とロジスティクスを備えた一貫操業を行う鉱山会社に生まれ変わりました。本件は、単なる有形資産の統合にとどまるものではなく、アジア・ブラジルの有力企業が、経営・操業・販売においてそれぞれが持つ強みを結集し、事業における相乗効果と成長を狙った取り組みです。今後も本事業の成長を通じて、同国の経済発展と資源の安定供給に貢献していきます。