CSRの社内浸透

CSR確認テストと社員アンケート

[写真]

CSRの社内浸透と意識調査を目的としたオンラインでの「CSR確認テスト」と「社員アンケート」を全世界の伊藤忠商事の社員を対象に毎年実施しています。
具体的には、社内報「ITOCHU Monthly」(日・英・中の3か国語で発行)にて1年に1回CSRを特集し、社員として最低限知っておくべきCSRに関する知識・情報を掲載、オンラインで確認テストをすることによって、全社員のCSR理解促進につなげているものです。
2015年度は、「ビジネスパートナーとともに推進するCSR」と題し、オリンピックに絡めたCSRの動向や、事業投資におけるリスクに関する記事を掲載し、確認テストでは誌面で紹介した事例についての問題を出題しました。また、単体社員には「廃棄物処理法」に関する確認テストを実施しました。
単体社員と海外ブロック社員あわせて対象者6,669人のうち、6,669人、100%の社員が回答しました。

意識調査として実施している「CSR社員アンケート」の中では、毎年『伊藤忠商事として取組むべきCSR課題』について質問しています。2015年度は、2014年度につづき「地域社会発展への貢献」が1位となりました。また、「人権の尊重・配慮」が海外で1位、全体で2位となり、昨年以上に人権に対する意識が向上していることが分かりました。

CSR社員アンケート・確認テスト2015実施状況

  単体社員 海外ブロック社員 合計
対象者数

4,853人

1,816人

6,669人

回答者数

4,853人

1,816人

6,669人

回答率

100.0%

100.0%

100.0%

<アンケート結果抜粋> 伊藤忠商事として取組むべきCSR課題トップ3

1

地域社会発展への貢献

48.5%

2

人権の尊重・配慮

46.2%

3

商品・サービスの安全確保

45.2%

社内CSRセミナー

さまざまなCSR課題に関して社外の方の見識や意見を取り入れるため、社内向けのCSRセミナーを継続的に開催しています。2013年度からは「CSR・地球環境セミナー」とし、伊藤忠の社員が事業活動を推進する上で重要なテーマを選定して開催しています。また、2014年度からは、各分野・地域に付随するCSRリスクの周知徹底を目的に、それぞれの専門家を講師として実施する「CSR分野別セミナー」を実施し、対面する業界の動向についてきめ細かく啓発活動を行っています。

CSR・地球環境セミナー

2月8日、CSR・地球環境セミナー「地球温暖化“異次元”対策へ、世界の動きとイノベーション」が開催され、伊藤忠グループ社員248人が参加しました。始めに国際環境経済研究所より、国の環境政策に携わる立場から温暖化国際交渉における各国事情や目標数値の意味を解説いただき、続いて環境先進企業であるトヨタ自動車株式会社から「トヨタ環境チャレンジ2050」をご紹介いただきました。パネルディスカッションの最後には、昨年9月に国連総会で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の17目標の1つに「気候変動に対する行動」が掲げられており、地球温暖化対策の重要性がさらに強まっているとの説明がありました。参加者からは、「目標を経営と一体化することがビジネスにつながる」など、伊藤忠グループ各社の今後のビジネスについて、積極的な意見が寄せられました。

[写真]
国際環境経済研究所の竹内純子氏
[写真]
トヨタ自動車株式会社の山戸昌子氏(右から2番目)
2015年度

「地球温暖化“異次元“対策へ、世界の動きとイノベーション」

2014年度

世界の課題解決の視点をビジネスに

2013年度

“気候変動“リスクとビジネスチャンス

過去の社内CSRセミナー

第8回

現場目線のソーシャルビジネス

第7回

商社のビジネスと人権

第6回

プロジェクトファイナンスにおける環境社会リスク評価手続きに関して

第5回

生物多様性と企業の取組について

第4回

食品の流通上のロスとリサイクル

第3回

日本におけるITの社会的影響と役割を考える

第2回

地球温暖化と総合商社のビジネス

第1回

人権・労働問題について

2015年度CSR分野別セミナー開催実績

分野・地域 テーマ

各ディビジョンカンパニー

サプライヤーCSR実態調査説明会

伊藤忠インドネシア会社

CSR for ITOCHU Corporation

伊藤忠商事 ヤンゴン事務所

アセアンにおける人権問題

[写真]
伊藤忠商事 ヤンゴン事務所でのセミナーの様子
[写真]
伊藤忠インドネシア会社でのセミナーの様子

グループ会社向け「身近なものを通して見る社会課題」SDGsワークショップを開催

伊藤忠商事はグループ会社の広報・CSR担当者の実務レベルの向上を目的とした「グループ広報連絡会」を2006年から実施しています。報道対応、企画・制作、CSR・社会貢献活動の3テーマを順番に回しながら、グループ全体で効果的な広報活動やCSR活動の推進を目指す勉強会を行っています。
2015年度下期の第20回の連絡会では、NPO法人開発教育協会(DEAR)より外部講師を招き、国連が2015年に新たに定めた開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)を学ぶワークショップを開催しました。当日は51社から88名が出席し、「身近なものを通して見る社会課題」と題し、パーム油をテーマに写真やクイズを使ったグループワークやロールプレイを行いました。グループワークを通じて、重要な社会課題である人権問題(先住民の権利)、労働問題(強制労働、児童労働、労働管理等)や環境問題(森林伐採等)に関する気づきを与えると共に、議論を行うことで今後自分たちにできることが何かを考えてもらう場を設けました。

[写真]
[写真]