東日本大震災支援活動

第29回ボランティア活動(2019年11月)

11月2日(土)、伊藤忠商事(株)東北支社は、東北地域の伊藤忠グループ会社とお客様で組織する仙藤会とともに18名で、仙台市「ふるさとの杜再生プロジェクト植樹会」に参加しました。東日本大震災により甚大な被害を受けた東部沿岸地域のみどりを再生させるため、約200名の参加者が3,023本の苗木を植樹しました。
ふるさとの杜再生プロジェクト

写真郡和子仙台市長を囲んで東北支社及び仙藤会参加者の皆さんと

参加者の声

~植樹会に初めて参加しました~

素人でも簡単に植樹ができるように準備されていて、私たち参加者は、決められた場所に穴を掘って苗木を植えるだけでしたが、それが単純な様で意外に難しかったです。根がきちんと張らないと育たないとの事で、自分が植えた苗木がちゃんと育ってくれるか、ちょっと心配しています。
記憶の中にある東部地域の杜は、大きな木が生い茂っていて、それが当たり前と思っていました。
あの杜は、過去に同じように地域の住民たちが植樹してきたものなんだと改めて実感し、未来へ残していかなくてはいけないと思いました。

写真

参加者の声

~苗が杜になるまでに30年~

仙台市東部の海岸公園は、野球グラウンドを過ぎて奥に進むと茶色い地面がむき出しになった空き地が広がっていました。その一帯は東日本大震災まで豊かな防風林があったのだそうです。
そこで行われた本プロジェクトに参加し、晴れ渡った空の下、子供たちの歓声を聞きながらの植樹会でした。スコップで地面を掘るのは案外難しく「もう手で掘ってしまえ」と軍手も土だらけになりました。
苗木を何本か植えるとだんだんにコツがつかめて、後半は上手に植えることができた気がします。今回植えた苗が杜になるまでには30年もかかるのだそうです。
市民を守る海岸防災林、ふるさとの杜につながる活動をこれからも継続していきたいと思います。

写真

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