東日本大震災復興支援「東北 子どもの夢応援団プロジェクト」への支援について

2013年3月11日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、東日本大震災被災地の復興支援活動の一環として、公益社団法人 日本国際民間協力会(本部:京都市、理事長:小野了代、以下「NICCO」)のプログラム「東北 子どもの夢応援団プロジェクト」の趣旨に賛同し、この度創設した「伊藤忠子どもの夢ファンド」(以下「夢ファンド」)を通じて岩手県陸前高田市の中学校の部活動や少年野球チームに関する支援を行います。

陸前高田市の三つの中学校(小友中学校、広田中学校、米崎中学校)は地震や津波で校舎が被災した為に小学校の校舎を間借りする状況が続いてきましたが、2013年4月に統合されて新たに「高田東中学校」が誕生します。この高田東中学校の学区内では保護者が被災・失業した家庭が多く、運動部が使用する新しいユニフォームの代金をPTA会費や学校予算から捻出することが難しいことより、伊藤忠商事は新しい学校名の入ったユニフォーム114着分の代金に相当する80万円を夢ファンドより寄付しました。

また、陸前高田市の全ての少年野球チーム(7チーム、約160名)の県大会出場や遠征に必要な費用を支援する為に夢ファンドより115万円を寄付しました。

伊藤忠商事の社員ボランティアは、NICCOを通じて2011年12月から陸前高田市にて毎月活動しており、今までに14回を数えております。また、東日本大震災より二年となる本日は、伊藤忠商事東京、大阪両本社及び国内の五つの支社で募金活動を行うと共に、東京本社社員食堂では被災地食材を使用した献立(喜多方ラーメン、豚ロースの仙台味噌ピリ辛焼セット、他)の提供や陸前高田市の主婦サークルが制作した「エコたわし」の販売を行います。伊藤忠商事は夢ファンドや様々な活動を通じて東日本大震災復興への支援を今後も継続していきます。

[news_130311.jpg] 夢ファンドの寄付先の少年野球チーム