食の商品開発DXサービス「FOODATA」が総合商社単独では史上初となる2023年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞を受賞

2024年1月4日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太)が提供する、食の商品企画・開発領域におけるDX支援サービス「FOODATA(フーデータ)」が、日本経済新聞社が主催する「2023年日経優秀製品・サービス賞」において、「日経産業新聞賞」を受賞しました。「これまでベテラン社員の経験と勘に頼っていた食品や飲料品の開発現場を変えたシステムであり、数値化した味覚やPOSデータなどと組み合わせることで「売れる」商品をデータでの裏付けを可能にした点や、これまで約50社への導入実績(トライアル利用を含む)がある点」が理由となり、今回の受賞に繋がりました。総合商社単独での日経優秀製品・サービス賞の受賞は史上初となります。

「日経優秀製品・サービス賞」とは、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを独自に選定し表彰するもので、今回で42回目を迎えます。2023年発売の製品・サービス等が審査対象となり、候補商品228点の中から35点が選出され、当社が提供するFOODATAが「日経産業新聞賞」に選定されました。
審査では、①技術開発性、②価格対効果性、③業績寄与度、④成長性、⑤独自性、⑥産業・社会へのインパクトに関して、総合的に評価されます。

FOODATAは、味・栄養等の食品に関する「モノデータ」と、ID-POS・口コミ等の消費者の行動・嗜好に関する「ヒトデータ」を分析し、その結果をダッシュボードで可視化できる分析ツールです。当サービスを通じて、商品企画・開発プロセスの主要な取組課題であった、①「勘と経験」の裏付け、②データ分析作業の短縮、③データ取得コストの削減を実現し、効率的にアイディアを検証できる環境を提供することで、食品メーカー・小売業等の商品企画・開発力の向上をサポートします。

当社は、中期経営計画の基本方針として、「『マーケットイン』による事業変革」を掲げております。今後も、消費者ニーズや社会要請に対応可能なサービス・ビジネスモデルを構築してまいります。

写真:FOODATAのロゴ

写真:モノデータとヒトデータに分けた分析の思想イメージイラスト

■参考:FOODATA公式サイト
https://www.foodata.jp/

■参考:日経優秀製品・サービス賞2023
https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2023/index.html