ウズベキスタン共和国国営ナボイ鉱山製錬コンビナート社とのウラン精鉱長期大型売買契約について

2011年2月8日

伊藤忠商事(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、この度ウズベキスタン共和国国営ナボイ鉱山製錬コンビナート社とウラン精鉱の長期大型売買契約に合意し、2011年2月7日 日本政府側・海江田経済産業大臣、ウズベキスタン共和国政府側・アジモフ第一副首相兼財務大臣、サイドヴァ対外経済関係・投資・貿易大臣立会いの下、経済産業省にて契約署名を行いました。

原子力発電は地球温暖化要因のCO2を削減する切り札とされており、その燃料となるウラン精鉱は今後需給の逼迫が懸念されております。伊藤忠商事は国営ナボイ鉱山製錬コンビナート社との10年間のウラン精鉱長期売買契約により、本邦電力会社向け安定的な燃料供給源の確保に寄与することになりました。

伊藤忠商事はナミビア共和国Husabウラン開発プロジェクトへの参画をはじめ、積極的にウラン資源開発への投資も行っており、今回の世界有数のウラン生産国であるウズベキスタン国よりの購入契約と併せ、対日本資源確保を推進すると共に、今後急成長が見込まれる原子力発電新興国への燃料供給を目指します。

※参考データ(World Nuclear Association2010年データより)

ウズベキスタン共和国

  • ウラン資源量:  111,000 トンU (世界第12位)
  • ウラン生産量:  2,429トンU/年間 (世界第7位)