NTTドコモと共同で企業向け健康管理・増進支援モバイルアプリ「Re:Body」を開発 2017年1月より伊藤忠社員向け導入開始

2017年1月10日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤 正広、以下「伊藤忠商事」)は、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉澤 和弘、以下「ドコモ」)と、当社グループ会社で国内の健診関連事業を展開するウェルネス・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松田 泰秀、以下「WCC」)の3社共同で企業向けの健康管理・増進支援モバイルアプリ「Re:Body」を企画・開発致しました。2017年4月からサービス提供を開始します。

昨今、企業や健康保険組合などの保険者に対して「ストレスチェック」や「データヘルス計画」が義務化されるなど、雇用主が従業員の健康管理・増進支援をする事が強く求められてきております。また毎年、東京証券取引所と経済産業省が「健康経営銘柄(※1)」を選定するなど、従業員の健康管理強化による健保医療費の削減、業務の生産性向上、企業価値向上を目指す企業が増えております。

そのような中、今回企画・開発しましたモバイルアプリ「Re:Body」では、毎年受診する健康診断の結果を閲覧・経年比較できる機能に加え、ドコモ・ヘルスケア株式会社のウェアラブルデバイス“ムーヴバンド3®”による運動・睡眠データ、体組成計による体重・体脂肪等のデータ、食事記録も含めた日々の生活習慣データを一元管理し、健康管理に必要な主要数値の閲覧が可能になります。更に管理栄養士等の専門家とのコミュニケーション機能も備えており、健康に関連するデータ管理・閲覧のみならず、健康増進に対するアドバイスを行う機能を持つことが特徴となっております。

伊藤忠商事では永続的な企業価値向上を実現すべく『伊藤忠健康憲章』を制定し、健康力向上を重要な経営戦略と位置付けています。2016年1月には健康経営銘柄に選定され、朝型勤務などを中心に働き方改革・健康増進施策を積極的に導入していますが、その一環として2017年1月から実施する35歳未満の若手社員 約100名を対象にした運動・食事などを含めた生活習慣の改善・定着を図る「スタイルアッププログラム」(※2)での「Re:Body」の導入を皮切りに、2017年4月以降、全社員が利用できる環境を整備する予定です。

また、今後はWCCの企業・健康保険組合のお客様やドコモ及び伊藤忠商事の法人営業ネットワークを通じ、多くの企業顧客に対して従業員の健康管理ソリューションとして「Re:Body」を提供し、企業の健康経営及び従業員の健康増進に貢献してまいります。

  • ※1健康経営銘柄とは、東京証券取引所の上場会社の中から、従業員の健康管理を経営的な視点から考え戦略的に取り組んでいる企業を「経営理念」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」「法令順守・リスクマネジメント」の観点から評価し、選定するものです。
  • ※2スタイルアッププログラムとは、「Re:Body」アプリを活用した対象者の日々の生活習慣データをもとに、専門家によるオンライン上でのマンツーマン健康指導を2~3か月間実施し、運動・食事などを含めた生活習慣の改善・定着を図るプログラムです。

「Re:Body」のサービス概要

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