千葉県市原市におけるバイオマス発電所の商業運転開始について

2020年12月17日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木善久、以下「伊藤忠商事」)、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:本荘武宏、以下「大阪ガス」)、株式会社三井E&Sエンジニアリング(本社:東京都中央区、代表取締役社長:得丸茂、以下「三井E&Sエンジニアリング」)が共同出資する市原バイオマス発電株式会社(本社:千葉県市原市、代表取締役社長:稲葉裕次)は、本日、商業運転を開始いたしました。

本発電所は、千葉県市原市の三井E&Sホールディングス千葉事業場内に位置し、燃料に木質ペレットおよびパーム椰子殻(PKS)を使用するバイオマス発電所(発電容量49.9MW)です。年間想定発電量は約3.5億キロワット時であり、一般家庭約12万世帯の年間消費電力量に相当する発電規模となります。※1

2017年9月に事業化決定の発表を行った本発電所は、三井E&Sエンジニアリングが施工を進めてきました。今後、三井E&Sホールディングスのグループ会社が運転および保守、伊藤忠商事がバイオマス燃料の供給を行い、大阪ガスの発電所運営の知見を組み合わせることで、各社の強みを活かした安定的な発電所運営を行って参ります。

4社は今後とも国内外における再生可能エネルギーを活用した事業を積極的に推進することで、地球温暖化の防止と循環型社会の形成に貢献して参ります。

  • ※1次に基づいて試算。
    ①年間想定発電量 : 約3.5億キロワット時 
    ②一般家庭の月間平均電力使用量 : 248.7キロワット時 (東京電力ホールディングスHPより)
    ①÷ (② x 12か月) ≒ 約12万世帯

会社・事業概要

会社名
(出資比率)
市原バイオマス発電株式会社
(伊藤忠商事 39%、大阪ガス 39%、三井E&Sエンジニアリング 22%)
本社所在地 千葉県市原市八幡海岸通1番1
設立時期 2017年9月
発電所所在地 千葉県市原市八幡海岸通1番10
(三井E&Sホールディングス千葉事業場内)
発電容量 49.9MW
使用燃料 木質ペレット、パーム椰子殻(PKS)
施工会社 三井E&Sエンジニアリング
運転・保守会社 BURMEISTER & WAIN SCANDINAVIAN CONTRACTOR A/S
(三井E&Sホールディングス グループ会社)
燃料供給 伊藤忠商事
国内物流 伊藤忠ロジスティクス

発電所外観