GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」に最多得票で選出(6年連続選出)

2023年2月24日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太)は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の国内株式の運用を委託している運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」に6年連続で選出されました。また、選出された全ての企業の中で、最も多くの運用機関(7機関)から高い評価を獲得しました。

評価いただいた運用機関の主なコメントは、以下の通りです。

・企業価値算定式に沿って、CEO、COOメッセージから事業戦略、ESG戦略への流れが良い。女性活躍推進委員会での取組みや議論が非常に興味深い。
・企業価値の計算式である、企業価値=創出価値/(資本コスト-成長率)の各項目に関する解説が行われており、投資家にとって非常に分かりやすい紙面構成となっている。また、女性社外取締役の女性活躍推進におけるリーダーシップなど有益な情報提供となっている。
・多様な事業に携わる中でも、それぞれについて財務・非財務の面から詳細な分析がなされており、同社の実態を捉えやすい内容である点を評価。報告書冒頭でのポイントの説明など、読者の理解を深めるための取組みも多様。
・企業価値向上の図式を効果的に使用し、芯の通った構成となっている。また今年度から「統合レポートのポイント」ページが新設され、より対話としてのツールに磨きがかかっている。
・会長CEOが経営方針の全体感を語り、各オフィサーが担当領域を詳細説明。PEST分析により不透明な経営環境やESGの潮流を俯瞰して分析。人権、女性活躍、人材戦略など自己変革の取組みも分かりやすく開示。
・中計の基本方針である「マーケットインによる事業変革」と「SDGsへの貢献・取組強化」の具体的な事例の説明が豊富。ビジネスモデルの変革により持続的な企業価値向上に取組んでいることが理解しやすい。
・企業価値向上に対する経営者の力強い意志が伝わってくる報告書である。企業価値とマテリアリティとの関係性が明確に説明されている。個別のESG課題に対する対応も全体的に高水準。

また、当社は、事業会社、財務アナリスト、投資家、さらに官公庁や大学等の研究者から構成されているWICIジャパン統合リポート・アウォード2022においても、3年連続となる「Gold Award(優秀企業賞)」を受賞しております。

当社は、今後も統合レポートの一層の改善に努め、投資家を中心としたステークホルダーの皆様に有益な財務・非財務情報を発信してまいります。

■参考:当社統合レポート2022(2022年3月期)
http://www.itochu.co.jp/ja/ir/doc/annual_report/

■参考: GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」
https://www.gpif.go.jp/esg-stw/20230222_integration_report.pdf