GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」に最多得票で選出(7年連続選出)

2024年2月22日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井敬太)は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の国内株式の運用を委託している運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」に7年連続で選出されました。また、2年連続で最多得票の選出となり、極めて高い評価を獲得しました。

評価いただいた運用機関のコメントは、以下の通りです。

・毎回のことながら岡藤CEOのメッセージは秀逸。統合報告書の章立てが、企業価値、創出価値、成長率、資本コストという式で出来ているのが面白い。企業価値向上にむけたストーリーが分かり易い。
・CEOメッセージも相変わらず迫力ある中、今年度は人材戦略の特集がデータも充実しており読み応えがあった。上場子会社のガバナンスも含め、ガバナンスの記載も有益である。
・総合商社として多様な事業に携わる中で、それぞれの事業に関連性の高いリスク・機会の分析、およびそれに対する事業投資の考え方が詳細に記載されている点を評価。財務・非財務の取り組みと進捗の分析も充実しており、投資家にとって有益な情報源となっている。
・読み手の理解促進を意識した構成である。ロジックツリーや PEST分析等の具体的な図式、人的資本のPDCAサイクル等、財務・非財務の各側面において高水準の統合報告書である。
・財務・非財務(人的含む)資本のPDCAを確認でき、前期からの課題や施策、取組状況、新たな課題まで、時系列を意識した組立を評価。また、すべての施策は「三方よし」の企業理念に帰結する一貫性が確認できる。
・最高峰の報告かつ統合思考による経営が行われている。中長期的な価値創造力を各ステークホルダーとの関係でわかりやすく示している。持続可能な価値創造のためのモデルが明確に定義されている。

また、当社は、事業会社、財務アナリスト、投資家、さらに官公庁や大学等の研究者から構成されているWICIジャパン統合リポート・アウォード2023においても、4年連続となる「Gold Award(優秀企業賞)」を受賞、更に「Gold Award」の中で唯一となる「The Best Gold Award」を受賞しております。

今後も統合レポートの一層の改善に努め、投資家を中心としたステークホルダーの皆様に有益な財務・非財務情報を発信してまいります。

■当社統合レポート2023(2023年3月期)
http://www.itochu.co.jp/ja/ir/doc/annual_report/

■GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」
https://www.gpif.go.jp/esg-stw/20240221_integration_report.pdf