東日本大震災支援活動

第7回ボランティア活動

東日本大震災支援の伊藤忠グループ社員による第7回目のボランティア活動が行われ合計22名が参加しました。今回は、食料カンパニーや化学品部門より多くの新入社員が参加し、今までで最高の人数となりました。新入社員は自慢の体力を、ベテランはそれなりの経験を活用して、震災以来、初めての瓦礫撤去となった中学校の斜面で頑張りました。土の中から、生活用品からバイクまでさまざまなものが出てきました。復興のためにまだまだ支援が必要と全員が確信しました。

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参加者の声

「復興支援ボランティア活動に参加して」

私たちは、津波によって流された住宅の跡地を畑にするため、岩石や瓦礫を拾うなどの整地および耕耘作業をお手伝いしました。地中に埋まった石を一つひとつ掘り起して拾い集めるという、気の遠くなるような作業でした。しかし、我々二十人がかりの作業は、完成された畑に至るまでのほんの一部に過ぎませんでした。残りの作業は現地の方々が自らの手で行うことになります。もし畑が完成しても、労力に見合う収穫を得ることができないことは明らかです。それでも支援に頼るのではなく、作物を育て自らの足で立とうとする陸前高田の人々の姿勢に心から敬服しました。
今回被災地へ赴き、普段はうかがい知れない現状を目にしたことは貴重な体験となりました。この経験を周囲に発信し、震災から1年以上が経過した今も支援が必要であることを伝えていきたいと思っています。

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参加者の声

「全力で考え、全力で行動する」

今回の活動は、大学4年生だった昨年の4月以来、2回目の被災地ボランティアとなりました。前回は宮城県岩沼市、今回は岩手県陸前高田市と場所は異なりますが、1年以上経った今でも現地の状況はあまり好転していないように思えました。滞在中は自分にできる最大限のことをしたいと思い行動しました。
状況を直に見て大きな衝撃を受けましたが、同時に現地の方たちの力強さも感じました。ボランティアセンター、飲食店、街中の方々との会話で、震災からわずか数ヵ月で仮設の子供用の塾や居酒屋ができた話を聞き、前進しようとする力強さを実感しました。今年も震災が起こる前と同じ多くの花が咲いていたことも印象的でした。
東北の力を信じ、これからも復興状況にアンテナを張りながら、自分にできることを考え続けていきたいと思います。

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