東日本大震災支援活動

第14回ボランティア活動

2月14日~17日、伊藤忠グループ社員による14回目の東日本大震災復興支援活動を、今回も陸前高田市高田地区で行いました。今回からは被災者の方々が運営する陸前高田サポートステーションを通しての活動を主として行いました。3日間を通して被災者の方々と直接交流し、手をかじかませながら牡蠣養殖のお手伝いや、薪割り、生活道路の側溝書き出しなどで汗を流しました。最終日、被災者の方の「本来は我々でやる仕事だが、まだそこまで手が回らないのでボランティアをお願いした」との言葉はボランティア社員の胸に強く響きました。

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参加者の声

震災復興支援ボランティアの感想

被災地には、直接自分の目で見て被災地の方の話を聞かないと分からないことがたくさんあります。今回現地へ行ってみて、これまでの価値観が変わるほど、大災害の爪痕は大きく残っていました。津波ですべて流され仮設住宅で不便を強いられながらも、周りとの人間関係を大切に明るく過ごされている方々とお話し、逆にこちらが温かい気持ちにしていただきました。継続して現地入りする企業ボランティアが少なくなる中、伊藤忠グループのこの活動は、陸前高田の中学校の先生や生徒たち、牡蠣養殖業者、気仙沼のホテルや飲食店の方々など、多くの被災者の皆さんから感謝され、現地に根づいていることを誇らしく感じました。一人でも多くの伊藤忠グループの方に足を運んでいただきたいと、強く思います。

参加者の声

東北への思いふたたび

震災から2 年、復興があまりに遅々としていることに驚かされました。それでもひたすら復興を待ちながら、仮設住宅に住み、日々の生活に追われている人々がまだ大勢います。ボランティア作業後、「本当に助かったよ」と被災者の方がつぶやかれたのが身にしみました。今回も活動を通じて、人との出会い、人の縁をとても強く感じることができました。
会社は被災者の方にたくさんお話を聞く機会を用意してくれました。お話をされる方にとってはまだ生々しい当時の記憶。それでも必死に伝えてくれようとしていました。忘れないでいてほしいという思いからです。そして、立ち去る私たちのバスが見えなくなるまで、手を振ってくれました。思わず、また来ます!と答えずにはいられませんでした。

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