東日本大震災支援活動

第15回ボランティア活動

3月14日~17日、伊藤忠グループ社員7名による15回目の東日本大震災復興支援活動を行いました。今回、漁業支援の一環として、津波被害の激しかった陸前高田市の小友地区で牡蠣の養殖作業のお手伝いをさせていただきました。牡蠣の株分けなど、最初は皆ぎこちない手つきでしたが、2日目にはすっかり作業にも慣れ、たくさんの牡蠣を仕訳できました。最終日、養殖家の皆さんと固いお別れの握手を交わし、我々の姿が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた姿が印象的でした。

写真

参加者の声

胸に響いた言葉

津波で多くの資材を流され、大きな借金を背負って養殖業を再開された方のお手伝いをしました。牡蠣は育っているものの、人手が足りず、どのくらい収穫できるのかが分からないのだそうです。「ここが『被災地』と呼ばれなくなるその日まで、我々は頑張る。」「どうして笑っていられるかって?それは生きているからですよ。」家族・家・仕事を失い、まだ仮設住宅から外に出られない人たちも大勢いる一方で、被災地で会った、復興に向けて力強い一歩を踏み出している皆さんの言葉が、重く胸に響きました。

参加者の声

東北でできた絆

工場勤務の私は、フォークリフトの免許を持っており、今回、フォークリフトで牡蠣を運搬する作業も手伝わせてもらいました。今までのボランティアには免許を持っている方はいなかったようで、現地の人には驚きとともに喜んでもらえました。思わぬ形で役に立ち、力になれてとても嬉しく思いました。また、現地のおじいさんおばあさんには、まるで本当の孫のようにかわいがってもらいました。別れ際に力強く握手してくれた感触とそのときのちょっと寂しそうな顔が忘れられません

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