東日本大震災支援活動

第16回ボランティア活動

5月23日(木)~26日(日)、第16回伊藤忠グループによる東日本大震災支援活動が行われ、7名のボランティアが参加しました。震災から2年経ち、活動場所の陸前高田は、復興が進んだように見えるところと、支援の手がまだまだ必要だと感じられるところがありました。野菜園芸の草取り、住宅跡地のガレキ拾い、水産業者での資材搬送、神社の境内の整備などに励みながら、現地の方々の「とにかく少しでも何かをしよう、前に進んでいこう」という姿勢から勇気と元気そして感動をいただきました。

写真

参加者の声

続けよう

昨年に続き2度目の参加となった今回、復興は進んだかに見えましたが、再建が進む施設と手付かずの場所の二極化が見られ、復興・復帰に向けた人心や境遇にバラつきがあるように感じました。今回の活動場所の地権者の方曰く、人的被害はなかったが一瞬にして全てを失ったことから気力を完全に喪失し、最近漸くやる気が出てきて活動を依頼したこと、別の方の話ではいまだに活動依頼を遠慮されている被災者が少なからずいるとのこと、支援の手はまだまだ必要であると感じました。

参加者の声

“復”から“興”へ

被災を象徴する瓦礫の山はすでに無く、住民の方々や数多くのボランティア、警察、消防、政府の努力や強い結束の力を感じると共に、まだまだ「復興」でいう「興」の段階には至っていないようにも見えました。それでも震災直後の壊滅的な状況から、瓦礫が撤去され、道路が整備され、学校が使えるようになっている様子から、ボランティアの一つひとつは小さな力でも2年間という期間で見るととてつもない力になったのだと思いました。

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