バーチャルオフィス (社内兼業制度) を通じた次世代プロテインブランドの開発について
全国のファミリーマート店舗にて、プロテイン飲料「タンパクチャージ」 の販売を開始
2025年6月3日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、組織横断協業プラットフォーム「バーチャルオフィス※1」(社内兼業制度)を通じて、プロテイン飲料「タンパクチャージ」(以下「本商品」)を開発し、2025年6月3日(火)から全国のファミリーマート約16,300店にて販売を開始します。
バーチャルオフィスは、組織の壁を越えて社員が自らチームを組成し、オンライン上で組織横断的に案件を推進する社内兼業制度として2023年度に正式導入されました。2023年度は16案件、2024年度は14案件に対し、高い関心・熱意のある社員が組織の壁を越えて新規事業創出に取り組んでいます。
昨今、日本人の健康上の課題の一つに、タンパク質摂取量の低下が挙げられます。日本人のタンパク質摂取量は、過度なダイエットや偏食傾向の影響により、1995年をピークに、現在は1950年代と同水準まで激減し、一日あたりの平均摂取量は目標値に比べ大幅に不足しています※2。そのような状況下、日本人のタンパク質摂取量増加および健康促進に貢献することを目指し、当社の食料カンパニー、エネルギー・化学品カンパニー、総本社 人事・総務部の若手・中堅社員が「次世代プロテインブランドの開発案件」(以下「本案件」)を起案・推進し、短期間での商品開発を実現しました。
本案件では、「誰でも日常的に飲めるプロテイン飲料」をテーマに、20~60代の男女約1,000人に消費者調査を実施し、すっきりと飲みやすい味や形状のプロテイン飲料にニーズがあることを把握しました。本商品は、食料カンパニーが取扱うホエイプロテイン(牛乳由来のタンパク質)の特殊な原料※3と、エネルギー・化学品カンパニーが取扱う機能性素材(ビタミン・コラーゲン)を組み合わせることで、飲みやすく、且つ素早いタンパク質の吸収を実現します。
伊藤忠商事は、経営方針「The Brand-new Deal~利は川下にあり~」を掲げ、社会の変化に伴い多様化するニーズを捉え、より消費者に近い川下ビジネスを開拓・進化させて事業領域を拡大していきます。
- ※1 組織横断協業プラットフォーム「バーチャルオフィス」の導入について|プレスリリース|伊藤忠商事株式会社
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※2厚生労働省「令和5年 国民健康・栄養調査の結果
(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001338334.pdf )
厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」
(https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586557.pdf ) - ※3本商品には、透明ですっきり飲めるよう特殊な原料を使用。
商品写真
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商品特徴・概要
商品名 | タンパクチャージ |
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販売者 | 株式会社ワンダーチルディア |
販売場所 | 全国16,300店舗のファミリーマート |
商品規格 | 500ml |
商品価格 | 278円(税込300円) |
商品特徴 | タンパク質15gとビタミンB6、コラーゲンを配合したドリンクです。特殊なホエイプロテイン原料を使用しており、透明ですっきりとごくごく飲めます。 |