イントロダクション

商売は菩薩の業、商売道の尊さは、
売り買い何れをも益し、
世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの
初代伊藤忠兵衛

当社は、近江商人の初代伊藤忠兵衛が、
麻布の行商(持ち下り)を開始した1858(安政5)年に創業しました。
初代伊藤忠兵衛の座右の銘「商売は菩薩の業、商売道の尊さは、
売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」を
ルーツとする「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」。
現代にも通用するその精神性は、当社のDNA及び「伊藤忠流」の
サステナビリティとして今でも受け継がれています。

コーポレートメッセージ「ひとりの商人、無数の使命」は、
企業理念である「豊かさを担う責任」に込めた意図を
分かりやすく示した言葉です。
商いの先に広がる豊かさを提供し続けるという社会への約束、
そして更なる挑戦に向けて全社員が共有すべき価値観を表現するために、
豊かな個性を持った人々、自由闊達な風土、
「個の力」等、様々な「伊藤忠らしさ」を込めています。
伊藤忠商事は、常に「商人魂」を原点に据えながら、
売り手にも、買い手にも、世間にも、より善い商いを目指し、
社会に対しての責任「無数の使命」を果たしてまいります。

滋賀県 琵琶湖
近江国は琵琶湖に面していました。
初代伊藤忠兵衛も地方への持ち下りの途上で琵琶湖を眺めていたかもしれません。