社会・交通インフラ分野での取組

社会・交通インフラ分野においては、鉄道・橋梁・港湾・空港など、様々なプロジェクトに取組んでいます。特に、鉄道分野においては90年代からスリランカ、香港、米国、インド、中国、フィリピン、ウクライナ、マカオ等、世界の様々な地域で鉄道建設、鉄道車両供給を行い、市民の交通アクセスに寄与して参りました。
2014年、豪州クイーンズランド州政府がPPP形態にて進める鉄道車両供給、車両基地建設、長期メンテナンス事業案件の正式契約締結に至りました。2017年より車両納入開始し、2020年末に完工、その後2046年まで鉄道車両と車両基地のメンテナンスサービスを提供して参ります。 人口増加が見込まれるクイーンズランド州に最新型の鉄道車両を供給、メンテナンス設備等が導入されることで、同州の人口増加への対応と同時に、より効率的なサービスを鉄道利用者に提供することが可能となります。
また、2018年には、ベトナム北部で唯一の大深水バースを有するラックフェン港コンテナターミナルを開港させ、同地域で初めて大型コンテナ船の寄港が可能になりました。世界規模のサプライチェーンの中で重要な役目を担っているベトナム北部の更なる経済発展に貢献していきます。