港区での社会貢献活動

伊藤忠商事は、東京本社の所在地である港区で、地域に貢献する活動を行っています。
伊藤忠商事の企業理念「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の精神に則って、創業時から受け継がれる「世間よし」を実践しています。

東京本社1階でのアート展示

2023年4月より、東京本社1階にて障がいのある方が描かれたアートの展示を開始しました。
4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせて、自閉症の方が描かれた絵を飾ることからスタートし、現在は障がいの種類を問わず、様々な絵を展示しています。監修は港区で活動するNPO法人 虹色の風です。
アートを通じて、障がいのある方の社会参画を支援するこの取組みは、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念と合致し、当社の社会貢献活動基本方針の「地域貢献」と「次世代育成」に寄与しています。

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東京本社1階の正面玄関
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色鉛筆で緻密に描かれた作品

タブレット端末を子どもたちへ寄贈

詳細はこちらをご覧ください。

港区立青山小学校との取組み

校外学習の受入れ

東京本社では、青山小学校3年生の校外学習を受入れています。この授業は、生徒が自分の暮らす街を上から眺め、理解を深める目的で実施されており、生徒たちに、東京本社の高層フロアである22階レセプションホールや、21階会議室等から、青山小学校を中心とした東西南北を見学してもらっています。
2023年度は、伊藤忠商事の仕事についても説明し、受付・警備・清掃・特別食堂等、伊藤忠商事を支えるスタッフを紹介し、実際に働いている様子を見てもらいました。

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北側を見学する生徒たち
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ゴンドラによる窓清掃

職業講話の実施

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2023年11月、青山小学校にて、6年生向けキャリア教育の一環で、職業講話を実施しました。「働くってどういうこと?」をテーマに、社員から伊藤忠商事の業務内容や、仕事のやりがいについて等を説明しました。

ノート回収ボックスの設置

2023年10月、東京本社にて、青山小学校3年生が取組むノートのリサイクルプロジェクトのため、社員通用口に「ノート回収ボックス」を設置し、不要なノートの回収に協力しました。
あまりの暑さによって外で遊べない日が続いたことで、気温上昇の原因について調べた子どもたちは、地球温暖化について知り、自分たちの暮らし方と温暖化が深く関わっていることに気が付きました。そこで、自分たちで、周りを巻き込みながら出来ることの実践として、不要になったノートを回収し、新しいノートにリサイクルしてもらうプロジェクトに取組むことにしたそうです。約1か月の回収ボックス設置で、伊藤忠商事からは310冊のノートと、約500枚のルーズリーフが集まりました。

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社員通用口に設置された回収ボックス
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集まった使用済みノートの一部
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生徒たちからのお礼の手紙

マングローブ・海洋プラスチックリサイクルの特別授業を実施

伊藤忠商事は、世界自然遺産に登録された奄美大島・宇検村(うけんそん)とマングローブ植林の取組みを2021年より開始しました。
2022年5月には、青山小学校の全校児童向けに「マングローブ及び海洋プラスチックリサイクル」に関する特別授業を実施、長崎県対馬市に漂着した海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用したプラスチック鉢を寄贈し、当社の課題解決型循環経済ビジネスについても説明を行いました。特別授業の後は、全学年で1人1本、計約300本の種植えを実施しました。
伊藤忠商事は環境保全教育を通じ、次世代を担う地域社会の青少年の心豊かで健全な育成に貢献します。

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全校児童向け特別授業
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海洋プラスチックごみ由来の鉢

マングローブの生育域外保全プロジェクト

伊藤忠商事は、奄美大島・宇検村(うけんそん)との取組みの一環で、マングローブの生育域外保全の活動として、2022年に青山小学校の全校生徒約250人に胎生種子から育ててもらった苗を、国立科学博物館筑波実験植物園に寄贈しました。
マングローブの苗は伊藤忠商事が扱う海洋プラスチックごみ由来のプラスチック鉢で育てられました。

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種植えの様子
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国立科学博物館に寄贈された苗

ITOCHU SDGs STUDIOでの三拠点ワークショップ開催

港区立青山中学校での職業講話実施

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伊藤忠商事は、青山中学校にて、一年生向けキャリア教育の一環として毎年開催されている「職業講話」に協力しています。2023年度は港区内の企業・団体が8社参加し、それぞれの仕事内容について等を説明、生徒たちに職業についての理解を深め、進路選択について考えてもらう機会提供のサポートをしました。

東京都立青山特別支援学校の清掃学習受入れ

2022年度より、東京本社にて青山特別支援学校中学部の作業学習、クリーン班の受入れをしています。作業学習とは、生徒の働く意欲を培い、将来の職業生活や、社会自立に必要な事柄を総合的に学習するもので、クリーン班には1階ロビーの机や、10階会議室の机・椅子の除菌清掃をしてもらっています。
障がいによって支援が必要な方が、社会に参加し、活躍する形のひとつとなるこの清掃活動は、子どもたちにとって地域や社会とつながる第一歩です。伊藤忠商事はこの取組みを支援すると共に、今後も地域に根差した社会貢献活動を続けていきます。

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世の中のあらゆるSDGsを後押しする発信拠点
「ITOCHU SDGs STUDIO」