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各商社上期決算概況(連結純利益)

第2四半期の連結純利益は第1四半期に引き続き総合商社No.1を達成

第2四半期の当社株主帰属四半期純利益(以下、連結純利益)は、期初の想定を大きく上回る2,525億円となり、第1四半期に引き続き、総合商社No.1を達成しました。通期見通し4,000億円に対する進捗率も63%と順調に推移しています。

繊維、機械、第8においては外出自粛や消費マインドの低下等の新型コロナウイルスの影響を大きく受けるなか、幅広い業種および地域にバランスよく分野分散されたビジネス・ポートフォリオからの底堅い収益の積上げや地道な経費削減努力により、第2単四半期の基礎収益は第1四半期比約30%の増益となり、第2単四半期の連結純利益は単四半期として過去最高を達成しました。第2四半期の連結純利益も、史上3位となり、3年連続で2,500億円を達成しています。

他商社では、新型コロナウイルスの影響に加え、資源価格下落をはじめとする自社ではコントロールが効かないリスクが顕在化した影響を大きく受け、前年同期の一過性損失の反動等があった丸紅を除いて、前年同期比50%を超える大幅な減益となっています。一方、伊藤忠商事では経営環境の大きな変化にいち早く対応し、2020年度経営計画で掲げる「稼ぐ・削る・防ぐ」の再徹底により、前年同期比約10%の減益に止めています。

下期も新型コロナウイルスの影響は完全には払拭できず、先行き不透明な厳しい経営環境が続くことが見込まれます。このコロナ禍を機に、特にプロダクトアウトの志向が強い分野において、既存のビジネスモデルが陳腐化しつつあるため、経営環境の変化をチャンスととらえ、「マーケットインの発想」で新たなビジネスの創出に取り組むとともに、「コミットメント経営」の堅持と「稼ぐ・削る・防ぐ」の継続的な実践により、通期見通し4,000億円と商社三冠(株価、時価総額、連結純利益)の達成に向けて、全社一丸となって邁進していきます。

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