会長CEO挨拶

会長CEO挨拶

代表取締役会長CEOの岡藤正広です。

5月10日に2021年度決算及び2022年度の経営計画を公表いたしました。

中期経営計画『Brand-new Deal 2023』の初年度である2021年度の決算は、資源価格の高騰や、コロナ禍から世界各地の消費が回復する中、サプライチェーンの混乱により一部商材の価格が高騰するなどの各種好況の影響を受けた結果、連結純利益は史上最高益を大きく更新する8,203億円となりました。

財務面ではNET DERが0.54倍と過去最良となり、健全な財務体質は引き続き堅持し、またROEは22%、黒字会社比率も91%とそれぞれ過去最高の水準にあります。これらの結果はグループを含む社員一人ひとりの地道な努力の結果であり、引き続き好業績に奢ることなく、従来にも増して謙虚な姿勢を継続していくことが、何よりも重要と考えております。

中期経営計画 『Brand-new Deal 2023』では、基本方針として「中計期間中に連結純利益6,000億円の達成を目指す」との定量計画を定め、2つの成長戦略「『マーケットイン』による事業変革」と「『SDGs』への貢献・取組強化」を掲げました。定量計画は初年度に達成しましたが、今後も取組むべき課題は変わりません。
引き続き「稼ぐ」・「削る」・「防ぐ」の実践と共に、激変する世界情勢、ビジネス環境に対応すべく、「利は川下にあり」の精神で、常にお客様目線で新しいビジネス、サービスを構築し、伊藤忠グループとしての商人道を突き詰めてまいります。

2022年度の連結純利益については、不透明な世界経済の先行きや市況の変動も踏まえ7,000億円の予算としました。地政学リスクを見ても、これまでの常識が通用しない世の中に変化していることは明らかであり、今年度をこれからの伊藤忠の未来を決める最も大事な一年と捉え、全身全霊で立ち向かう年にしたいと考えております。

最後に、株主の皆様への還元ですが、2022年度も着実に実額ベースでの増配を実施し、1株当たり130円を下限とすることを予定しております。今後も、既に公表している、2023年度までの「累進配当」と「配当性向30%の達成」を改めてお約束させていただき、着実な増配を実現していきます。

今後も何卒変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

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代表取締役会長CEO 岡藤 正広
2022年5月10日