組織横断協業プラットフォーム「バーチャルオフィス」
希望する社員が時間を有効活用しながら、自らが高い関心・熱意のある本業以外の案件に携われるオンライン上のプラットフォーム「バーチャルオフィス」。所属部署の垣根を越えアイデアやリソースを共有し、社員の主体的なキャリア形成・成長を支援します。2023年度は16案件を取り扱い、8月から半年をかけ約80名の社員が新規事業創出に向けた議論を行っております。
なお、2022年度のトライアル時のアンケートでは参加社員の91%が自身の成長、カンパニーを越えた人脈の広がり等で、働きがいが高まったと回答しました。
バーチャルオフィス主催 フェムテック製品の社内展示会「Itochu Femtech Fes!?」
女性の活躍、働き方の変化を背景に、個々の女性が抱える健康課題は複雑化している一方、課題解決の鍵を握るテクノロジーやサービスは、未だ社会に十分に認知されていません。そこで8月に、バーチャルオフィス主催のフェムテック製品に関する社内展示会を開催しました。展示会には約700名の社員、グループ社員が来場、伊藤忠の取組みや、グループ各社が取り扱っているフェムテック製品が紹介され、フェムテックを身近な存在として認識する良い機会に繋がりました。
職域学童保育「I-SUMMER SCHOOL」こどもまんなか応援サポーター上場企業第一号
こども家庭庁任命の「こどもまんなか応援サポーター」として、ITOCHU こども“どまんなか”WEEKと称し、「職域学童保育」を実施しました。現在、質の高い学童保育に対する需要が高まっている背景もあり、当社らしいプログラムを社員のこどもだけでなく、地域社会貢献として港区立青山小学校の生徒にも提供しました。今後「職域学童保育」は学校の長期休みに継続して開催し、検証を重ねてまいります。
「大人も子どももがんを知る」伊藤忠朝活セミナーを開催
社員1人ひとりのがんに対する正しい理解を深めるため東京大学医学部附属病院放射線科の中川教授を招いた朝活セミナーを開催しました。中川先生には2018年にもご登壇いただき、当時も200名を超える多くの社員が参加。今回も経営トップをはじめ約350名(オンライン含む)の社員が参加しました。参加者は、教授ご自身のがん発見・治療の経験談等に熱心に耳を傾けていました。
社内パブリックビューイングでのWBC観戦
2023年3月22日、日本が3大会ぶりの世界一をかけて臨んだWBC決勝戦。試合は平日午前に開催されたため、経営トップの発案により急遽、観戦を全て“勤務扱い”として、本社会議室でパブリックビューイングを実施しました。約500人の社員が侍ジャパンを応援、コロナ後の一体感が醸成された取組みとなりました。
定年を迎える社員に感謝の意を「退職セレモニー」
「入社式はあるのに、なぜ退職式はないのだろう?」
社員の声から誕生した退職セレモニー。半期ごとに開催され、長年会社に貢献した社員に対し、社長自らが感謝の意をお伝えしています。感謝状に加え、社員が若手、中堅の頃の写真や映像を振り返るなど、思い出に残る企画を施しています。
セレモニーは、手作りならではの温かい雰囲気で、参加者からは「感無量、伊藤忠で働けて本当によかった」という感謝の声が届いています。
4年ぶり“晴れやかな笑顔の見える”入社式
2023年4月の入社式では、新入社員135人を満開の桜の木700本で歓迎しました。今年は新入社員の家族や親戚など121家族がオンライン視聴で参加。マスクを外し緊張した面持ちながら、凛々しく晴れやかな表情を見て、涙を流されている家族の方もいらっしゃり、とても感動的なセレモニーとなりました。
「職域風しん抗体検査」安心して働ける職場環境を目指して
厚生労働省が推進する、特定世代の男性に対する風しんの追加的対策に協力し、今回、職域風しん抗体検査を実施しました。風しんは、妊娠初期の女性が感染することで、新生児が先天性心疾患・難聴などを持って生まれてくる可能性がある疾患で、社会的課題となっています。そのため、社員が安心して働ける職場環境の整備(妊婦の感染防止)と社会的課題の解決に向けた取組みとして、検査を実施しました。
VRを活用した次世代採用イベントを開催
新卒内定者の企画から実現したVR採用イベント。コロナ禍に就職活動を行った学生だからこそ出来た「マーケットインの発想」による取組みとなりました。就活生が伊藤忠商事をより深く理解できるよう、本社ビルをVR化したコンテンツ空間をはじめ、2023年度は、新たな試みとして、海外駐在員と就活生との座談会もVR上で開催しました。今後も、マーケットインの発想による新卒採用活動を進化させていきます。
3年以上におよぶコロナ対応やワクチン職域接種等に尽力した産業医を社員表彰
2020年1月の新型コロナウイルス感染拡大以降、2023年5月8日に5類感染症に移行するまでの3年以上に亘り、未曽有のコロナ対応に日々奮闘し対応に当たった、当社産業医を社員表彰しました。
詳細は2023年9月22日発行の「星の商人」に掲載されていますので、ぜひ、ご覧下さい。
社内献血活動
当社は1999年より「社内献血活動」を行っており、コロナ禍において多くの献血会場がキャンセルされた中、深刻な血液不足という社会的要請に応えるため、2020年度も新型コロナウイルス感染対策を徹底の上、献血を実施しました。献血には、東京本社・支社・支店の合計279人の社員が協力しました。
2020年12月には、コロナ禍での積極的な献血活動に対して、日本赤十字社から東京都赤十字血液センター所長表彰を受けました。
また、2021年7月には、1999年から始まる永年の献血事業に対する功績やコロナ禍の中での献血の貢献が認められ、令和3年度献血功労者 厚生労働大臣感謝状を贈呈いただくことが決定し、同年11月29日、令和3年度献血功労者表彰式典が東京都庁にて執り行われ、感謝状が授与されました。
今後も安全に配慮をしながら献血を通しての社会貢献活動を継続して参ります。
ITOCHU SDGs STUDIO
2021年4月に、世の中のあらゆるSDGsに関する取組の発信拠点として東京本社の敷地内に、「ITOCHU SDGs STUDIO」を開設しました。未就学児から小学生までのこどもが、遊びを通してSDGsの知識や感覚を身につけることができる「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」、“未来に向けたサステナブルな食文化を広げる”第一歩として「ITOCHU SDGs STUDIO RESTAURANT 星のキッチン」など、施設の充実化に伴い、現在年間約10万人のお客さまにご来場いただいています。
Paptic製のクリスマスツリー
クリスマスツリーは、当社にお越し頂いたお客様や日々頑張っているグループ会社を含めた社員に、年末の忙しい時期を少しでも明るい気持ちで過ごしてもらいたいという思いで2021年より毎年設置しています。
今年はPapticを使用したクリスマスツリーです。Papticは当社が2021年より投資するフィンランドのPaptic社製の、紙としての再利用が可能な環境配慮型素材で製作されています。オーナメントにPapticを選んだ理由は3つあり、1つ目が「Papticの普及は、リサイクルや脱プラという点でSDGsに繋がること」、2つ目が「サンタクロースの国、フィンランド発の技術であり、クリスマスとの相性が良いこと」、3つ目が「加工や塗装などがしやすく、強度も十分にあり、アートとの相性が良い素材であること」です。
黄色と青のオーナメントは授業を終えて参加した青山小学校の児童やKIDS PARKに来場したお子さん25名が製作、飾り付けを行い、地域社会との交流やSDGsを楽しく学ぶ機会を提供する場となりました。
ITOCHU SDGs STUDIOにおいても、Paptic素材を用いたアート作品の展示、イルミネーションを施していますのでぜひお立ち寄り下さい。
「ITOCHU Diversity Day」
〜 “企業初“ Combi社による「プレママ・プレパパレッスン」を開催
当社では1月22日を「ITOCHU Diversity Day」と称し、育児・介護との両立支援に対する理解を促進する機会を設けました。
その一環として、企業での開催としては“初”となるコンビ株式会社(本社:東京都台東区 代表取締役社長:小堀英次 以下、コンビ社)による「コンビ プレママ・プレパパレッスン」を、ITOCHU SDGs STUDIO こどもの視点カフェにて開催しました。
レッスンには16名の社員がプレママ・プレパパレッスンに参加。中には配偶者と一緒に参加した社員もいました。
45分の講義を受けた後、隣のKIDS PARKで実際に沐浴や妊婦を体験。男性女性問わず多くの社員が参加し、参加者からは「体験してみないとわからないことが沢山あった」といったコメントが寄せられ、育児を知る貴重な機会となりました。
当社では過去20年で、男性社員の共働き比率が約30%上昇、特に20代は90%、30代は63%と高い比率となっています。
今後益々、共働きで育児をすることが当たり前となることが予想される中、当社の2022年度男性育児休業取得率は52%に留まっています。
これから子育てを迎える20代、30代を中心に男性の育児休業取得を支援することが、社員の働きがい、更には当社のみならず世の中の女性活躍支援にも繋がると考えており、引き続き男性社員が育児休業を取得することが当たり前となる企業文化の醸成に着実に取り組んでいきます。
「良い睡眠からウェルビーングへ」
伊藤忠朝活セミナーを開催
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)柳沢 正史教授による「良い睡眠からウェルビーングへ ~睡眠は健康とパフォーマンスの根幹である~」をテーマに伊藤忠朝活セミナーを実施しました。
セミナー会場には約150名の社員参加に加え、当社の朝型勤務を体験してもらうために、現在、伊藤忠インターンシップに参加している学生も会場参加しました。オンラインを含めると、総勢500名の方々が参加したことから、社員の睡眠に対する関心が高いことが伺えました。
社員の睡眠時間が長い会社の方が、利益率が高いという調査結果(日経新聞より)もセミナーでは紹介され、引き続き、社員が健康で頑張れる健康施策、そして労働生産性の向上・企業価値の拡大に積極的に取り組んでいきたいと思います。
「健康経営銘柄2024」に選定
伊藤忠商事株式会社が、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「健康経営銘柄2024」に選定されました。
健康経営銘柄は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業を選定するものです。
併せて、経済産業省より「健康経営優良法人(ホワイト500)」に2016年度から8年連続で認定されました。
3月12日(火)に、健康経営銘柄表彰式が開催され、銘柄に選定された53社が一堂に会しました。青山学院大学駅伝部監督 原晋氏から、小林CAOに表彰盾が授与されました。
「令和5年度なでしこ銘柄」に選定
伊藤忠商事株式会社が、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「令和5年度なでしこ銘柄」に選定されました。
「なでしこ銘柄」は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じ、企業への投資を促進し、各社の取組を加速することを狙いとしています。
3月21日(木)に、なでしこ銘柄表彰式が開催され、銘柄に選定された27社が一堂に会しました。
「なでしこ銘柄」受賞に関するプレスリリース
※女性活躍推進に向けた当社 岡藤会長CEOメッセージも掲載。