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伊藤忠商事は、近江商人である初代伊藤忠兵衛が麻布の行商を始めた1858年を創業の年としています。
創業より受け継がれてきた不変の価値観「三方よし」をグループ企業理念に掲げ、商いを通じて社会課題の解決を図るという好循環を生み出すことで、持続的な企業価値向上を実現していきます。
伊藤忠商事は8つのディビジョン・カンパニーの下、様々な事業分野で「トレード」と「事業投資」の2つを両輪として、ビジネスを展開しています。
幅広い事業分野の中でも知見がある分野・地域に経営資源を集中的に投下し、事業規模の拡大と利益成長を目指しています。
「総合商社」というと、資源や貿易といった、消費者から遠いところでビジネスをしている印象があるかもしれません。
伊藤忠商事のビジネスには、誰もが良く知っているブランド、お店や商品等、消費者に近い生活消費分野のビジネスが非常に多くあります。
「創業時に大店を持たず商いを自らの足で開拓していた近江商人のDNAを持ち続け、商いの規模が小さく顧客数が多い非資源分野に軸足を置き続けたことで養われた「個の力」。
時代と共に移り変わる顧客や社会のニーズを現場で汲み取り、川上から川下までのバリューチェーン拡大や繊維のブランドビジネスへの進出等、ビジネスモデルを柔軟に変革してきた川下起点の変革力。その2つが相互に作用し、持続性を8つのカンパニーで重ねてきた総合力で、「強み」をより高める好循環を生み出します。
総合商社として、時代と共に移り変わる顧客や社会のニーズを現場で汲み取り、川上から川下までのバリューチェーンの拡大やビジネスモデルの変革を行ってきました。当社グループ最大の消費者接点であるファミリーマート等の川下分野を起点とした変革力は、持続的な成長を実現する原動力となっています。
当社は、「Brand-new Deal 2012」からスタートした一連の「Brand-new Deal」戦略(経営計画)において、総合商社業界での競争優位性獲得を目標に掲げ、掲げた目標を着実に達成しながらステップアップを重ねてきました。その過程で、分野分散の効いた景気変動耐性の高い収益基盤と、「ハンズオン経営」により一つひとつの事業を丁寧に磨き上げることでグループ収益力を高める事業経営スタイルを確立してきました。
これから始まる新たな経営ステージでは、「マーケットイン」の発想で更に成長を加速させ、当社らしく着実に利益を積み重ねながら、持続的な企業価値向上を目指していきます。
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当社は、「Brand-new Deal 2012」からスタートした一連の「Brand-new Deal」戦略(経営計画)の下、様々な環境変化を乗り越えながら、着実に「右肩上がり」の成長を実現してきました。
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当社では、特定領域に経営資源を集中させることなく、すべての分野に成長投資のチャンスを与え、不調な事業は丁寧に梃入れする「平均点経営」を実践しています。不調な事業を改善させるのみならず、好調な事業は更に伸長させ、全体の「平均点」を上げていくことで、すべてのカンパニーにおいて「稼ぐ」ビジネスを育てる土壌が醸成されています。2010~2023年度における連結純利益の年平均成長率(CAGR)は13%であり、資源分野の高い収益力を下支えとしながら、非資源分野においては17%という高成長率を達成しており、分野分散の効いた景気変動耐性の高い収益基盤を着実に構築しています。
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