栗田工業株式会社株式について

2012年10月31日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:中井稔之、以下「栗田工業」)が平成24年10月31日に発表した自己株式の公開買付けに応じます。

伊藤忠商事は平成23年4月に策定の中期経営計画「Brand-new Deal 2012」における投資方針として積極的な新規投資及び既存投資からのExitによる資産入れ替えを掲げております。その一環として保有株式の見直しを進めた結果、経営効率・資本効率の観点から栗田工業の株式を売却する意向を固め、同社に対して伊藤忠商事が保有する全株式の売却の意向を伝えました。その後栗田工業より同社株式の流動性、市場への影響、同社財務状態、株主への平等性などを総合的に勘案した結果として、同社が公開買付けを行った場合の応募についての提案がありました。伊藤忠商事として栗田工業株式の流動性や弊社財務状態への影響を検討し、同社提案に賛同し応募を前向きに検討する旨の回答を致しました。

本日栗田工業より発表されました公開買付条件は同社株式の流動性、買付価格決定方法の妥当性などを考慮して、伊藤忠商事として納得のできる条件であることから、伊藤忠商事は栗田工業による公開買付け期間中に保有株式全株(7,448,000株)をもって応じることと致しました。

なお、今回の株式売却は伊藤忠商事の財務政策の一環として決定したものであり、今後も栗田工業とは従来同様の取引の関係を継続する予定です。