豪州産大麦から残留農薬基準を超える農薬成分が検出された件について

2018年4月3日

平成29年7月のSBS契約(輸入業者・買受業者・国の3社契約/売契麦(29)第CB14号)に基づき、当社が輸入し、西田精麦株式会社に供給した豪州産大麦の保管サンプルから、食品衛生法の基準値を超える残留農薬「アゾキシストロビン」(基準値0.5㎎/kgに対して2.5㎎/kg)が検出されことに関し、お知らせ致します。

当社と致しましては、取引関係先から本件に関連する連絡を受けた後、速やかに農林水産省へ報告、また、取引先等への報告・連絡を行うとともに、取引先等に対して在庫品の出荷停止等の措置を依頼致しました。同時に、検査機関に保管サンプルの詳細分析を依頼し、所轄の保健所に報告。昨夕、この分析結果を受領したことから、その内容を農林水産省に報告の上、本日の公表に至ったものです。

今回判明した「アゾキシストロビン」の検出量は、健康に被害を及ぼすものではありませんが、消費者の皆様ならびに取引関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけすることになりましたことを、当社として深くお詫び申し上げます。

今後、当社におきましては、対象大麦ならびにこれを使用した加工商品について、販売先を含めた取引関係者の皆様からのご協力を得ながら、所轄の保健所とも協議の上、法令に基づき適切に対応するとともに、本事案の原因究明と再発防止、並びに食品安全管理体制の一層の強化に真摯に取り組んで参ります。