福島県川内村の特産品「かわうちワイン」 福島県内のファミリーマートで12月4日より販売開始
地域活性化と震災復興への取組を推進
2024年12月5日
伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、2024年7月26日に福島県(県庁所在地:福島市、県知事:内堀 雅雄)と「包括連携協定書(以下「協定書」)」を締結し※1、福島県が進める水素社会の実現や風評払拭に向け、具体的な案件の実現に向けた共同取組を進めています。
今般、協定書の<主な連携項目>「5.風評払拭・風化防止及び地域の魅力発信に関すること」※2に基づき、2024年12月4日より、当社グループ会社であるファミリーマートを通じて、福島県川内村の特産品「かわうちワイン」の販売を開始しました。取扱店舗は、福島県内のファミリーマートの酒類取扱店約50店が対象となります。(同月中に約90店まで拡大予定)
|
「かわうちワイン」について
2011年 | 東日本大震災 福島原発事故により全村避難 |
---|---|
2012年 | 役場機能を郡山市から村に戻し復興を率先垂範 |
2014年 | 一般社団法人日本葡萄酒革進協会から提案を受けワイン事業が始動 |
2015年 | 圃場の選定と開墾 |
2016年 | 村民やボランティアが約2千本を植え付け ※全村避難解除と合わせ「ファミリーマートかわうち屋店」新規開店 |
2017年 | 事業会社「かわうちワイン」設立 |
2021年 | 「かわうちワイナリー」が完成し醸造スタート |
2022年 | 初ビンテージ販売開始 約1万1千本を生産する葡萄農場へ |
2024年秋 | 2万本の生産体制を構築 |
なお、この度の発売を記念し、2024 年 12 月 4 日にファミリーマートかわうち屋店で実施された販売開始イベントに、猪狩貢・かわうちワイン(株)代表取締役、内堀雅雄・福島県知事、遠藤雄幸・川内村長などが参加されました。
当日の写真
(左より、ファミリーマート 水野北日本地域代表、かわうちワイン 遠藤統括マネージャー、かわうちワイン 猪狩代表取締役、福島県 内堀知事、川内村 遠藤村長、伊藤忠商事・東北支社 清水支社長) |
今後も、伊藤忠商事は、当社グループの企業理念である「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)に基づき、「事業活動による地域経済発展への貢献」と「事業地域及び世界各地における社会貢献活動」を通じて、地域社会・コミュニティと協調して相互の発展を目指してまいります。
-
※1福島県との「包括連携協定書」の締結について(2024年7月26日)
https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2024/240726_2.html - ※2福島県と伊藤忠商事株式会社との主な連携内容(福島県庁 公式ホームページ)https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/644992.pdf