スポーツ教育事業運営会社(株)バディ企画研究所との業務提携について

2025年6月24日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、今年45周年を迎え、独自の「バディ・メソッド」でスポーツ教育界をリードし、バディスポーツ幼児園及びバディスポーツクラブを運営する株式会社バディ企画研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役:鈴木 威、以下「バディ」)と業務提携いたしました。

保育・幼児教育市場は約4.8兆円※1、スポーツ教育市場は約1.5兆円※2の市場規模があり、底堅い保育ニーズや、低年齢期からの能力開発・育成に対するニーズ、部活動の民営化により、市場拡大が見込まれるなど、安定成長が期待されます。スポーツ・教育分野は、衣・食・住・ITといった多様な産業側面を有した分野横断型産業で、当社の既存事業と幅広い接点があり、当社グループの既存機能を活かし、更なる産業発展に貢献できる領域であると考えます。

バディは、スポーツのみならず、様々な体験学習を取り入れ、自ら考える力などの「生きる力」を育む教育を続け、これまで日本を代表するアスリートをはじめ、俳優、芸術家、実業家など様々な分野で活躍する子を多数輩出してきました。現在、厚生労働省が定める認可外保育施設設置基準を満たした10園のスポーツ幼児園を展開しており、現在幼児園は2,000名、スポーツクラブの会員を合わせると延べ8,000名の子どもたちが日々バディの施設で活動しています。

本提携を通じて、バディの強みである「スポーツ活動を軸とした教育ノウハウ」と、総合商社として当社が有する「幅広い産業分野における事業ノウハウ、経営・資本力」を掛け合わせ、スポーツ・教育領域の更なる成長産業化、様々な社会課題の解決を目指します。
具体的には、グローバル社会で通用する実践的教育の強化に向け、最新理論を取り入れたカリキュラムへのアップデートや、体験学習機会の拡充など教育サービスの強化とともに、経営基盤強化や新規事業や新たなパートナーシップ創出も支援してまいります。また、少子化、教育格差、地域創生、女性活躍、アスリート・指導者の育成・権利保護、学力低下による国際競争力低下など、幅広い社会課題解決も模索し、日本全体のスポーツ・教育環境改革に寄与してまいります。

伊藤忠商事は、経営方針「The Brand-new Deal~利は川下にあり~」を掲げ、社会の変化に伴い多様化するニーズを捉え、より消費者に近い川下ビジネスを開拓・進化させ、事業領域を拡大していきます。

  • ※1出所:矢野経済研究所「保育・幼児教育市場の実態と展望2023」
  • ※2出所:日本政策投資銀行「わが国スポーツ産業の経済規模推計」2024年11月発行

バディについて

会社名 株式会社バディ企画研究所
所在地 〒157-0071 東京都世田谷区千歳台3丁目18番10号
代表者 代表取締役 鈴木 威
URL http://www.buddy-sports.co.jp/